白雪姫(レディコミ版)
とある国のお妃が、雪のように白い肌、黒檀のように黒い髪、血のように赤い唇の美しい娘を産んだ。
その美しさから娘は白雪姫と呼ばれるようになる。
だが姫の実母はほどなくして亡くなり、王は新しい妃を迎える事になった。 ...
シンデレラ(レディコミ版)
今月号は結構面白いのが載っていたので書いてみる
とある未亡人と二人の娘が、森の奥深くにある屋敷に向かっていた。辻馬車を雇って向かおうとしたのだが、
どの御者も行く先が森の屋敷と聞くと断り、 ...
八雲立つ(樹なつみ)
主人公の八雲は強力な巫誼の家系の若き当主。
大雑把に言って超強力な霊能者。
彼の実家は7本の神剣を奉っていたのだが、それが終戦直後の
ごたごたした時期に何者かに盗まれ四散してしまう。
土地の”念”(≒悪神と思っ ...
まつざきあけみの短編
昭和30年代の山村に、両親を亡くした令嬢の麗奈が住んでいた。
麗奈は、亡父が女中に産ませた、異母姉の心優しいトラ子を虐待していた。
来客(友達)に出した果物に傷があれば、声高に罵倒して器ごと投げつけ、
片付けるトラ子の手をわざと踏み付けたこともある。 ...
走馬灯株式会社/第19・20話「猪原厚三・56歳」(菅原敬太)
主人公はタクシーの運転手。
柄の悪い男を乗せて目的地まで急いでいた。
途中、車がエンストして修理のため停車。乗客の男は立ちションといってどこかへ。
車を直しても戻ってこないため、探しにいくことに。
そこで走馬灯株式会社という建物を見つけ、男もそこにいると判明。 ...
鬼狩獣(矢野健太郎)
「鬼狩獣」(矢野健太郎)のエピソードのひとつ「吸精鬼」が後味悪かった。
主人公の獣吾は「鬼狩り」一族の末裔。普段はホームレスとして放浪しながら、鬼や妖怪を退治している。
あるとき、獣吾はソープランドから出て来た男がゾンビ化するのを目撃する。
どうやら、ソープ嬢の ...
ぼーふらはぼーふら(山野一)
主人公は貧しい工業地帯に生まれ育った女性。
家では揚げ物が食卓に並び、醜く太った親たちに罵詈雑言を浴びせられる。
主人公は家や街を忌み嫌っていて、都会に出て玉の輿に乗ることを夢見ている。202 名前:2/4 :2012/08/24(金) 21:56:2 ...
蜂(わたなべまさこ)
雑誌編集者の領子は、若手高級官僚の司郎と不倫中。
司郎とは、雑誌の企画で取材してからの関係だ。
昼間のホテルでの逢瀬だが、多忙な司郎は先に帰るのが常だった。
司郎を見送った領子は、部屋に迷い込んでいた蜂を叩き落とした。
蜂の頭がちぎれたが、体はまだも ...
Doll/DOLLHOUSE(三原ミツカズ)
平社員だが「ささやかな家庭を築きたい」と願う夫。
世間体を気にし「父親のような大人にさせたくない」と子供に勉強を強制する妻。
「父と母が仲良くしてくれたらそれでいい」と願い、体罰を受けながらも勉強にいそしむ息子の物語。
ある日夫は ...
さよなら絶望先生/「一つの可能性としての第30X話」(久米田康治)
超ネガティブ思考な通称・絶望先生と、彼の受け持つクラスの生徒である超ポジティブ少女・風浦が、
他の個性的すぎる人々と共に、時事ネタを中心としたシニカルギャグを繰り広げるという作風の漫画。
ややブラックなノリの漫画なので死に関するネタも多数あったが ...