レンタル・チルドレン(山田悠介)
小説としては微妙だけど、後味は悪かった。既出ならごめん
主人公は2年前に最愛の息子を亡くした里谷。
ある日里谷は、兄から「レンタル・チルドレン」の話を聞く。
それは孤児を2週間レンタル、気に入ったら購入も出来 ...
来訪者(阿刀田高)
半年前に初めての子を出産し、
都心に親の与えてくれた瀟洒な家で何不自由無く子育てをしている上流っぽい主婦が主人公。
ある朝、出産した産院で雑役婦をやっていた中年女が訪ねてくる。
産後すぐに熱を出して退院が延びたこともありいろいろと世話にな ...
リアル鬼ごっこ(山田悠介)
読んだ人ならわかるけど、あれの後味の悪さは半端じゃない…
時は西暦3000年。佐藤という王様が治めているある国の話。
150代目の佐藤王様はワガママで、既に国に500万人もいると言われている
「佐藤姓」の人間を抹殺するという計画を立てる。 ...
ロウフィールド館の惨劇(ルース・レンデル)
「ロウフィールド館の惨劇」
冒頭で、犯人と被害者は明かされている。
被害者はロウフィールド館の住人全員(親と子供…何人だっけ。うろ覚えですまそ)
犯人は家政婦のユーニス。
家政婦は実は ...
聯愁殺(西澤保彦)
後味悪いっていうかいつまでもむかむかもやもやする感じかな。
主人公(一人暮らしOL)が自分の部屋に突然入って来た男に襲われる。
主人公が死に物狂いで大暴れして何とか助かる。
警察に通報、残った血痕やら遺留品から身元や名前はわかったが捕まらず。
犯 ...
レプリカント色ざんげ(森奈津子)
とある娼館ともいえないような小屋の中で、客の相手を終えたばかりの
セクサロイドの「あたし」は、学生風の男に自分の身の上を語り始める。
今ではとても見えないだろうが、かつて「あたし」は男性型ロボットとして造られた。
ほっ ...
ライディング・ザ・ブレット(スティーヴン・キング)
ある男が母親入院の知らせを受け、ヒッチハイクで母の病院へ向かうことに。
しかし真夜中、墓地の側で拾った車は、死神の運転する車だった。
死神は男に、お前の命か母親の命、どちらかを差し出せと迫る。
選べない時は二人とも ...
来訪者(阿刀田高)
(少なくともこの数スレでは。)
瀟洒な邸宅に住む裕福な若い主婦。5ヶ月前に女児を出産したばかり。
夫と赤ん坊との幸せな日々を送っていた。
そこへ、入院中に付添婦を頼んでいた女性(50代くらい)が唐突に訪ねてくる。
(お若い方 ...
雷鳴(星新一)
主人公は中年の男性。
一人暮らしで妻も子供もおらず、一人で気ままに暮らしていた。
主人公は仕事はしているものの、あまり意欲がなく「金でもあれば何か新しいことを始めるのに」とぼやいていた。
ある雷の夜、部屋の隅に ...
龍と魔法使い(榎木洋子)
主人公の魔法使い・タギは、守龍(国の守り神的存在)の卵がさらわれそうになったのを助け、
卵から孵った娘龍の名付け親になる。「シェイラ」と名前を贈られた守龍の姫君が、この物語のヒロイン。
シェイラは人の姿を取ると金髪紫目の超美少女。(生まれた時点の外 ...