海王の花嫁
とある海辺の街に一人の少年が暮らしてる。
親はいなくて、祖父だったか叔父だったかと一緒だったと思う。
ある日、海辺に一人の少女が記憶喪失で打ち上げられ、なんだかんだあって
少年と少女は一緒に暮らす事になる。
少女はとても美しくて、少年は ...
子供の親はあんただけじゃないんだ
山奥に一家が暮らしていた。
木々は多いが同じぐらいに石も多い土地で、
水場は小さな泉ぐらいしかない場所だったが、
そこは現代のインフラの発展ぶりで、水道はしっかりと山の下から引かれていた。
ある時、一家の娘が行方知れずになった。
ようやく見つけた ...
友情の証
あるところにとても仲の良い二人組がいた。
一人は大学教授、一人は肉屋。
およそ接点のなさそうな二人だったが、気球に乗るという共通の趣味が
互いを硬く結びつけており、しばしば二人で空の旅を楽しむ姿が目にされていた。
また二人には、他にも ...
Worlds(藤崎竜)
主人公は可愛い幼馴染なんかもいて平和で幸せに暮らす高校生の男の子だったんだけど
ある日交通事故にあって、目を覚ますと病室のような部屋にいた
そこには幼馴染そっくりな美人の女医がいて
その女医の話によると主人公は幼い頃に事故で植物状態になっていて、
両親の希望 ...
もたらされた文明(星新一)
うろ覚え&駄文ですまんが
『もたらされた文明』
ある惑星の住人達が、宇宙探査戦の帰りを何日も待っていて、ようやく探査船が帰ってくる
住人達は宇宙飛行士に「どんな星にいったの?」と興味心身で質問して、
宇宙飛行士は「地球っていう星に行 ...
鬼(山岸凉子)
初日から妊婦の奥さんが体調悪化、入院騒ぎで住職も街に行ってしまいメンバーだけが取り残される。
村の老人は住職の奥さんの入院に「やっぱりな。あそこで子供は無理だから」と言う。
活動として郷土史をあたり始めたメンバーはやがてその土地で過 ...
藤堂高吉
・藤堂高吉
元々は織田家武将・丹羽長秀の三男。豊臣との同盟のために、秀吉の弟の秀長の養子となる。
秀長には男子がいなかったので、大和大納言とも称される養父の広大な領地は高吉が継ぐはずだった。
しかしそこに秀吉の横やりが入り、豊臣家血縁の秀保が押し込まれ相続の ...
午後のブリッジ(小松左京)
近未来、人口の増加で動物性タンパクを取ることを禁止してる世界。
「ポリネシアの奥さんが、こっそり貝を採ってきてくれた」ってのがハイソサエティーの自慢話になる世界。
ある日、主人公の下に「ブリッジの勝負に来ませんか、レートは5です」という誘いが来る。
凶暴な口(小松左京)
手元に無いからうろ覚えでスマン。
ちょっとネジが飛んだ主人公が、自分自身を淡々と食っていく話。
とはいっても、途中で死なないよう近未来の外科的療法を自分に施しながらそれをするんだが。
足をハムステーキのように食べるところから始まり、自分の腸で ...
隣の家の少女(ジャック・ケッチャム)
謎解きもない。
「犯人」の心理に深入りするものでもない。
「被害者」の追い詰められる心理が描かれているわけでもない。
何かすげぇ事実が明らかになっていく話でもない。
読者が「やられた。。」と唸るよなドンデン返しがあるわけでもな ...