そばアレルギー裁判
そばアレルギーの小学生が給食のそばを食べて死亡した事故。
・学校は児童の親から児童がそばアレルギーだと知らされていたため
給食にそばが出る日は白飯等の代替食を持たせるように伝えていた。
・給食の献立は給食だよりによって把 ...
むだ遣いの報酬(赤川次郎)
主人公は安サラリーマン。妻は節約と貯金(マイホームの頭金か?)に追われ、いつもイライラしている。
主人公の唯一の趣味は釣りだが、新しい道具も買えないし釣りに行く余裕もない。
釣り具屋の親父と釣り談義をすることで、気持ちをごまか ...
代りに泣く夜(赤川次郎)
主人公は多忙なリーマン。
帰宅しては自宅の留守電に吹き込まれた仕事の留守録を聞き
寝て起きて出社、という毎日を繰り返している。
その日もいつもどおり、帰宅と同時に録音された留守録を回した。
主人公は留守電の案内を自分の声で録音しているの ...
かなえられた願い(犬木加奈子)
架空の外国で一人暮らしの金持ち老婦人。
その金は、夫と幼い息子をそれぞれ別の事故で亡くした賠償金である。
隣の主婦が親切に夕食に誘ってくれるが、
どうせ遺産目当てでしょ、と邪推して断る。
「お金なんかいらない、主人と息子を返して! ...
まんが幸福論(長谷川町子)
産まれたばかりの男の子のところに悪魔がやってくる。
「この子の人生を苦難と挫折に満ちたものにしてやろう」
「そうだ、たとえば船乗りにするというのはどうだ、めったに家に帰れないし、
時化がおきればそのまま死んでしま ...
感染島
話の内容自体は、普通のパンデミック物で最後主人公一家は助かるんだが、
パンデミックの原因になったウィルス作った組織(強力なウィルス集めて、詳しくは不明だが恐ろしい実験をしている)が、
国の利益になるからって咎めもされずに無罪放免になってたのが後味悪かった。 ...
蟹甲癬(筒井康隆)
地球の植民惑星、クレール星で奇病が発生した。
老人の頬に、クレール星固有の生物、クレール蟹の甲羅そっくりの疥癬ができる病気である。
角質化した患部は取り外しができるまでに進行し、そこで停滞する。命に別状はない。
今や男女を問わず、幼児以外の住民皆が感染あるいは発 ...
メデュウサ(山岸凉子)
サイコホラー注意。
タイトルはメドゥーサだったかもしれない。
「私は最後のメデューサ」
ギリシャ風のローブを着た女が夜道を歩いている。
すれ違う人々は石になるが、そのたびに女の体にヒビが入る。
女の髪は蛇で、巨乳巨尻の堂々たる八頭身である。
( ...
脳喰い(小林泰三)
外宇宙を探査する宇宙船がエイリアンの襲撃を受ける。
乗組員が一人一人殺されていくが、
頭蓋骨を切り取って脳を吸い取るという形で皆殺されていく。(この辺の描写がすごく生々しい)
主人公は恋人を殺されて復習に燃えるが抵抗むなしく同様のやり方で死ぬ。 ...
ウルトラマンレオ/マザラス星人の話
子を亡くした母である星人はレギュラーキャラの少女が死んだ娘と瓜二つだったので、
自らの世界である鏡の中へさらってしまう
そして星人もまた、少女の今は亡き母親とそっくりだったのだ
結局星人は怪獣を暴れさせ少女の兄を襲ったことで少女に拒絶され、 ...