針の眼(田村由美)
モデルの青年は平凡な女性と付き合っている。中学からの付き合いだ。
歩き煙草が癖の青年を彼女は注意し、青年は二つ返事で煙草を投げ捨てた。
CMに出た青年は一気に知名度は上がり、高級マンションに引っ越した。
隣室の住人は上品な感じの婦人で、娘がいるらし ...
七人の弔
山奥に七組の親子が二泊三日のキャンプに参加するためにやってくる。
主催者であるダンカンに迎えられ、マイクロバスでキャンプ地へ向かうがどの親も様子がおかしい。
このキャンプは子供を虐待している親が、子供の臓器を秘密裏に売るためのキャンプだった。
参加した時点で口 ...
初春の客(平岩弓枝)
このシリーズそのものは江戸末期の市井の人たちや武士、同心達がいろんな事件の真相を追って、
出来るだけ温情をもって解決しようとする人情捕り物なんだけど、
時代背景としてたまにやり切れない結末になったりする。
その中の一つ ...
虐待をネタにする
昔、母のとこに遊びにきたおばさんが、うまく自分の赤ちゃんを
お風呂に入れられずヤケドさせてしまった、
という話を爆笑しながら話してて、後味悪かった。
いつもはお手伝いさんにやらしてるが、その人が休暇だったらしい。 ...
人獣細工(小林泰三)
細部が食い違ってたらごめんなさい・・・。
1
主人公の女性は先天性の病気で、全身の臓器のほとんどが機能してくれないため、
生まれたころから臓器移植の連続であった。
彼女の父親というは学者さん。
ドナ ...
吸血狩り(小林泰三)
とくに後味悪かったのが「吸血鬼狩り」というお話
八歳の男の子が従兄弟の女子高生を「吸血鬼」から守る為に奮闘するって内容なんだけども、
実は「吸血鬼」っていうのはただの色男で、その従兄弟の女子高生とは恋仲にあった。
少年は幼心に全 ...
ディスカスの記憶(大崎善生)
細かいところはうろ覚えなのですがご容赦を。
東京に住む主人公(早川)に、見知らぬ女性から謎めいた電話がかかってくる。
どこで名前と電話番号を知ったのか?という問いに、警察から聞いた、という。
数年前のある時 ...
筋ジストロフィー患者の性処理
あるときからだんだん、走れなくなり立てなくなり、車椅子利用から寝たきりになり・・・と
全身の筋が進行性に衰えていき、ついには呼吸筋が衰え、亡くなる。
種類にもよるが、20歳前後で亡くなることも多い。 ...
大きくなったら何になる?(大海赫)
児童向けの本でした。ちょっとうろ覚えなので脚色あるとオモ
ぼく(小2~3くらい?)は、(確か)夏休みに一人で学校にきていた。
(理由は覚えてない。その子は嫌われっ子だったのか?それとも友達とケンカでもしたのか?) ...
心にナイフをしのばせて(奥野修司)
あらすじ読んだだけで後味悪い。
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1969年春、横浜の高校で悲惨な事件が起きた。
入学して間もない男子生徒が、同級生に首を切り落とされ、殺害されたのだ。
「28年前の酒鬼薔薇事件」である。
10年 ...