チグリスとユーフラテス(新井素子)
人類で最後に生まれた子供は幾つになっても
周りから見れば一番年下だから、いつまでも子供扱いしかされないの。
そんで周りの人たちは皆先に死んでしまって、
かつて「最後の子供」と呼ばれていたお婆さんは無人の星に一人ぼっち。 ...
世界でたったひとりの子(アレックス・シアラー)
人間が長い寿命を得た代わりに、子供の出生率が極端に下がった世界。
最初のシーンで見た目は子供で、実年齢50歳の少女のショーのお知らせがある。
主人公は過去の記憶を失っている少年で、
子供のいない家庭に数時間レンタルされる事で生 ...
応答が無い
ある有能な宇宙飛行士が単独で宇宙に出て、
一ヵ月だったかわからんけど毎日同じ時間に地球のNASAっぽいとこと連絡とって、
なんの問題もなく宇宙飛行士も余裕で暮らしてるんだけど ...
おみやげを持って(星新一)
高度な文明を持つ星・ニール星から
生きたいだけ生きて死にたくなった時に死ねる「不老不死」の方法を
お土産にして帰ろうとする地球人達。
その途中、船長が金属製の筒を見つける。
拾い上げて開けてみると、中には地球の雑 ...
人を殺したことがある
人を殺したことがある。
10年以上前になるけど、バックパッカーでカンボジアに旅行していた。
独りで。
貧乏旅行のふりをしたよくあるアレ。
猿岩石よりずっと前です。 ...
火の鳥/羽衣編(手塚治虫)
むかしむかしのお話。
ある綺麗な浜に、一人の美女が羽衣一枚の姿でやってきた。
彼女は近くの民家の傍の松の木に羽衣をかけ、遊び始めた。
が、しばらくして、家の主の男が帰ってくる。
男は木にかけてあった羽衣を、金になると思い懐に。 ...
コスモス(山岸凉子)
少年には料理上手で優しい母親がいた。
いつもお弁当の袋を振り回す少年のために、卵焼きのケチャップは上にかけずに
中にくるんでくれたりして、味も見栄えもかなりよく周りからうらやましがられるというエピソードがあった。
少年は喘息持ちで特に風の ...
ダンデライオン(BUMP OF CHICKEN)
寂しがりやのライオンがいた。
みんなには嫌われていて、友人を求め?吊橋の向こう側に行った。そしてそこで友人を見つける。
「俺が恐くないのか?」と聞いたら黄色いそいつは頷いてくれたのだ。
ある日ライオンは友人の元へプレ ...
宋文洲の傍目八目 捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと
「このままほうっておいたらこの子は死んでしまう。
でもつれて帰っても食べさせるものなんてない」
彼は迷った末「いいのか?
俺の家は本当に貧乏なんだぞ」といいつつ赤ん坊を家へ連れ帰った。
貧しいながら、農夫 ...
ゴリラのジジ(小原孝)
(歌詞)
ゴリラのジジに
愛されるなんて思ったこともなかったのです
私ジジが好きでした
でも、ジジがとても好きだったのは
ただの友達だった時
ジジが私に恋を打ち明けた途端
私の掌返し ...