カエルの刑

右も左もわからない町だったが、両親は外に出て友達をつくれと言った。
信一が、近所の公園に出てみると、同じ年頃くらいの男の子と女の子が、遊んでいた。
仲間に入れてもらおうとそばに寄ると、それはどこか目つきのするどい二人であったが、
サイレント・ランニング

地球からかなり離れた恒星の軌道上に、地球から派遣された
大がかりな植物の育成実験用の人工衛星が回っていた。
実験は宇宙空間での植物育成の状態を調べることで、数えきれないほどの植物と一緒に
乗務員はA、B、Cという3名の人間と2体の補助ロボット。 ...
いつか、ふたりは二匹(西澤保彦)

かなりうろ覚えで捏造箇所多数
主人公の少年は、近所の家の猫の体に時々意識が乗り移ってしまう。
原因はわからないが、そのたびに少年は猫としての生活を楽しんでいた。
少年の住む町では、しばらく前から悪質な強盗事件が起きていた。
車 ...
アシュラ(ジョージ秋山)

すごい長文になったから、長いの読めない人は読み飛ばし推奨。
最初は主人公に名前がなくて、途中まで全部「子供」にしたから
「子供」は同一人物だと思って読んでください。
「アシュラ」ジョージ秋山
舞台は、中世頃の日本。
大地には、飢饉で苦しみ、 ...
佐世保小6女児同級生殺害事件

亡くなった子の出棺の時に、彼女が生前好きだった曲ということで
松任谷由美さんの『Hello,my friend』が流れていたのですが
「悲しくて悲しくて君のこと思うよ
もう二度と会えなくても友達と呼ばせて」 ...
製造中止

体臭に悩む女性がいた。消臭剤や香水もあまり効き目がない。
それでも様々なものを試すうち、女性の体臭に劇的な効き目がある石鹸を見つける。
それは石鹸としてはやや高価だが、積年の苦しみから解放された彼女には安いもの。
その石鹸は彼女にとって救世主で ...
SIREN2

1もアレだけどSDKは美耶子の霊と一緒だし先生も依子と一緒だし
無限ループは怖いけどまだ救いがあった
2はそれぞれのラストが救いようがない
一応ハッピーエンド扱いの阿部ちゃんだって彼女の存在しない世界なんて望んじゃいないだろう
神風見せてやるよの人 ...
まつざきあけみの読み切り

作家は「まつざきあけみ」
舞台は江戸時代の山奥の農村のような所。30人もいないような小さな集落。
主人公は村で一番大きな屋敷の娘で、みんなに「お嬢様」と呼ばれて大事にされている。
両親亡き後、村人みんなで育ててくれた ...
鬼が哭く谷(西村寿行)

東京にレイプ殺人窃盗団が出没していて、夫婦の家に押し入っては
夫婦とも針金で後ろ手に縛り上げては、夫の目の前で妻を数人がかりで嬲りものにして、
その時、夫も前であろうと官能に溺れてあられもなく乱れた妻は命を助けられるが、
連中 ...
監視者(レイ・ブラッドベリ)

※虫嫌いの方、注意です。
虫を憎悪し、目に映る全ての虫を殺さないと気が済まないティンズリー。
自ら手を下すだけでなく、会社を興して殺虫用品を売りさばくことで国中の虫を殺戮している。
友人のスティーブは彼の虫殺しに対する執着ぶりを心配し、その理由を探る ...