バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海

無印の方は、かつて邪神マルペルシュロという悪い奴がいた世界。
うろおぼえだが青年カラスは人造人間で、マルペルシュロの遺伝子(?)を持つ。
ミローディアという少女は死にかけた所をマルペルシュロの力で蘇る。
2人はマルペルシュロの子供のような ...
サザエさん(長谷川町子)

結構後味悪いのってあるような気がする。
やっぱり裏側が「いじわるばあさん」の作者だからなあ。
うろうろと何か探している波平。サザエが声をかけると、
調味料の空きビンを無くしたらしい。
中には、精密検査に持っていく波平の小便が入っているとい ...
あら皮(ステファヌ・ブランケ)

全体にドス黒い感じで、人物も背景もグロテスクなシルエットで描かれてる。
このエピソードに関しては、自分でアニメ化もしてるらしい。
ある森の小屋に、人知れず男が住んでいた。
ずっとひとりぼっちで、ずっ ...
悪魔の花嫁/耳を切る女(あしべゆうほ)

あしべゆうほ作「悪魔の花嫁」より抜粋
主人公の先輩のA(女)と動物学者のB(男)は将来を誓った親密な関係。
ある日、Aの誕生日パーティで煙草を吸おうとした時に手持ちのマッチが無くて困っていた。
(Bはライターの火では煙草が吸えない)
今日Aが雇ったばかりのメイドのC ...
毒食わば皿(ウィリアム・アイリッシュ)

不況の厳しい時代のアメリカ。
失業の危機にさらされた男は悩んでいた。
金銭的にピンチで家賃も食料品店のツケも溜りに溜っていた。愛する妻にも気苦労のかけ通しである。
ある時妻が「ねぇ思い切ってボス(会社の社長)にお金を借りれ ...
死ぬには惜しい日(ウィリアム・アイリッシュ)

30を過ぎた孤独な女は今日こそ自殺をしよう、と目覚める。
平凡過ぎる毎日。愛す人も愛される人もなく友達もいない。
生きているのが虚しくなっていたからだった。
だがせっかくの決意も偶然かかってきた間違い電話によりなんとなく気が抜 ...
今日は何の日?

主人公は両親と三人暮らしの少女
ある日の朝食時、少女はカレンダーの今日の日付けに丸がつけてあるのに気付く。
母親に「あの印はなに?」と聞くけれど母は「知らない」と答える。
そのまま少女は学校へ行くために家を出るが
しばらく歩いたところで銃を持った ...
社長の従弟

大学が休みになり、地元に帰省した俺は、親の勧めもあって、
親の知人が経営する水産会社で10日間程バイトをする事になりました。
その会社は魚の養殖や加工を主に行っており、
年末は養殖の鰤や鯛などの出荷量が増大する為、人 ...
鬱夫の恋

「鬱夫の恋」
物語は、10年前から部屋に引き篭もって部屋から一歩も出ていない、引き篭もりの男の子が主人公。
彼が10年前の決定的なカタストロフ、彼を部屋から出られなくした、破局的な悲劇を回想してゆく物語…。
彼は、いじめられっ子であり、学校 ...
ミノタウロスの皿 (藤子・F・不二雄)

主人公の乗った宇宙船がとある惑星に不時着する。
その星は、牛や馬など地球で言うところの家畜が『人間』、
人間の姿をしているものが『家畜』として生きている星だった。
『家畜』は『人間』と言葉を交わすことが出来、奴隷のよ ...