山に迷い込んで綺麗な状態で衰弱死
山菜採りのために友人と山に登ったところ
傍を流れる堰の近くで老婆の死体を発見した
外傷もなく、一見して死んでいるとは思えないほど綺麗な状態だったそうだ
すぐに警察に通報し、状況などを説明した
その後の警察側の報告によると
老婆は認知症 ...
魔木子のレディコミ短編
80年代初頭、オカルトブームに乗せられた女子中学生が、
悪魔を召喚する儀式を雑誌の通りにやって「幸せになりたい!」と願った。
翌朝彼女は友達に、
雑誌なんてやっぱりインチキ、何も起きなかった。と笑いながら告げた。
地味な友達は、
面白半分でやっちゃまずい ...
愛の貧乏脱出大作戦
売れないラーメン屋の主人が数名集まって
札幌の有名ラーメン屋の達人の下で修業を始める。
達人は修行者たちに問題を出し、
その答えとなる食材をスーパーへ買いに行かせたのだが
修行者の一人が間違った食材を買 ...
PC批評
広告は原則入れないで、ひたすら客観的に
製品等を評価ってのが謳い文句だった。
で、そこにメーカー型式名指しで取り上げらたPC自作用のケース、
正確にはそのケースについてる電源の問題。
ひどい電磁波が出ていて、頭痛や体調不良が頻発する、とか何とか。 ...
行きずりの殺意(森村誠一)
ある日中に、結婚したての新妻が家事をしながら
昨夜の事を思い出して一人赤面していた。
バージンで結婚した彼女は、まだ性に関して未熟だったが
昨夜は夫の行為に普段と違う反応を示してしまったのを
今朝、出勤前の夫からからかわれて恥ずかしさの余 ...
スケバン刑事(和田慎二)
主人公麻宮サキは名うてのスケバンで少年院に服役中。
母親はサキを虐待し、妹は猫可愛がりと差を付けて育てていた。
唯一サキを可愛がってくれていた父親を目の前で
母親は殺害、逮捕され死刑宣告を受ける。
愛憎混じる気持ちを ...
ストーカー殺人のその後
とあるストーカー殺人のその後の話が新聞に掲載されていた
ちなみにインタビューを受けたのは、被害者の父親
その記事によると、獄中にいた加害者から何度も手紙が届いていたが、
被害者を殺してしまった事を全く反省する文章は一切出てこない文面だった
それどころか「○ ...
ジョウント・ちぇん(うらんふ)
妖怪の賢者であるAは「スキマ」と呼ばれる
空間を使った瞬間移動能力を持っていて
Bという式神も持っている
で、そのBがまた式神を使う能力を持っていてその式神がC
AとBは同じ名字なんだがCは名前だけで苗字がない ...
スペイン一家監禁事件
父、母、18の娘の3人家族がお引越し。
しかし、初日早々押し入り強盗。
カード類から金を卸す為、父は犯人のリーダーとATM巡り。
残り二人は人質に。
はじめは大事な人質として、
それなりの扱いを受けていた母娘だが、
犯人の片 ...
四丁目の夕日(山野一)
胸糞注意
主人公は零細印刷工場の長男、たけし。幼い弟妹がいる。
父の意向で家業は手伝わず、進学校で青春を謳歌しつつ大学受験目指して勉強している。
同じクラスに可愛い彼女と、大企業の社長令息の親友もいる。
親友はパパに買ってもらった都心のマンショ ...