三丁目の夕日/親友(西岸良平)

405 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/12(火) 20:29:53
個人的になんかモヤモヤして後味悪かった
西岸良平の漫画「親友」

主人公には「親友」が居るのだが
そう言いつつ、どう見ても見下してるような空気で描かれてる
その親友が歌を歌ってる所を見たヒロインが素敵!と感動してるのを見て
「あんなののどこが良いんだか」とか影で言う主人公
ちなみに主人公も親友もヒロインに片想い中
ヒロインが親友の事を好きなんだと知った主人公は
「あいつには他に好きな女が居るから諦めなよ」とか言って引き離し、自分の彼女にする
そんな中、親友は田舎の両親が倒れたか何かの事情があって田舎に帰る事になり
ヒロインに告白したかったなあ、と電車に乗って旅立つ
親友の車両がだいぶ遠ざかって恐らく声も届かない位置になったであろう時になって
「彼女はお前が好きだったんだ!」と言う主人公
その後、結局ヒロインと結婚した主人公の元へ親友からの手紙が届いて
「あいつとの親友関係は今でも続いている」と〆られる

最初から親友って言いつつ大して良く思ってもいなさそうな相手を
良い様に扱って、最後まで「今でも親友」とか言ってる主人公だけど
電車のシーンも後悔してるような表情、ラストはすっきりした風に描かれてる
ちっとも良い奴に思えない割に悪いようにも描かれてなくて
どう受け取って良いのかとなんだか後味悪くなった


406 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/12(火) 21:17:05
>>405
神様だとしても邪神とか魔神の類でしょう。

人間の心の欲につけいって、奈落に落とそうと
してるとしか思えん。


407 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/12(火) 22:12:08
つか「神様=人間の尺度で見て善いことしてくれるラッキーアイテム」って解釈が変じゃね?

もともと日本で言う神はどっちかっつーと問題児だしさ。


408 名前:本当にあった怖い名無し :2010/01/12(火) 22:16:48
>>405
そんな状態ですっきりしてんなよ主人公wて感じだ。
親友と口では言いながら本当は見下していた、自分をさしおいてヒロインを手にするのが許せなかった、
今の幸福も己の謀がもたらした結果だ、親友の方がここにいたかもしれないのだ、
親友にこのことを打ち明けて楽になりたいけど、一生言えないだろうなー、
とか何十年か経ってもモヤモヤし続けてほしいところだ。

親友とヒロインがくっついてたら
親友(?)関係は続かなかっただろうな、この主人公だと・・・。