ナイト・ウォッチ

352 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 08:05:46
『ナイトヲッチ』
うろ覚え
光と闇に分かれた異種(魔女や怪物や超人)の戦争のSF作品
主人公の武器が懐中電灯だったり、全体的に地味でかなり珍妙な話
1000年前、光の異種軍と闇の異種軍が戦争をした。両軍の力は五分五分で、
「このままでは双方が滅ぶ」と直感した両軍の大将は、
お互いに「異種が争いをしないように監視者を作る」という協定を結ぶ

それから1000年後の現代
主人公は妊娠中の妻を殺害しようと、呪いを使えるババア(異種)を尋ねる
主人公は妻のお腹の子を「他人の子だから殺してもいい」と言い、責任は自分がとると承諾し、妻の殺害を依頼する
しかし、異種の犯罪を取り締まる「監視者(ナイトウォッチ)」によって殺害は妨害される
主人公はこの時異種として目覚めてしまう

それから10年以上が経ち、主人公は光の軍の監視者として生活していた
ある時、異種の因子がある人間を無理矢理覚醒させて食べる二人組みの闇の異種が現れる
主人公はその二人組みの闇の異種の内の一人を倒し、闇の異種に襲われていた少年を助ける
異種として覚醒した人間は光か闇のどちらかを選択しなくてはならず、少年は護衛もかねて監視されることになる
主人公は少年に親切に接し、光の軍に入ってもらいたいと願うようになる

その後、主人公は大昔の異種の予言に記されている「災厄の女」を目撃する
その予言は
「災厄の女は関わった全てのものに災厄を振り撒く。可愛がった犬は死ぬ、挨拶しただけで隣人が病死する。
 そして光と闇の異種の最終戦争引き起こす。これは必ず起こる運命」
という予言であった
災厄の女は只の予言や迷信ではなく、1000年前の光の軍と闇の軍の戦争の発端になったのも災厄の女であった
同時に「偉大なる種」の予言も残されており、
「偉大なる種は光と闇の軍のバランスを崩すほど強大な力を持ち、そして闇の軍に付き、世界を滅ぼす」と記されていた

災厄の女の災厄は異種によってかけられた呪いだと考えた光の軍のボスは、
災厄の女に呪いをかけた異種を特定する任務を主人公に与える
災厄の女の呪いさえ解ければ最終戦争は回避できるのである
その頃、闇の軍のボスは、主人公と戦うシミュレートをし、何かを企んでいるようだった

展開が進み、主人公は少年が自分の実の息子であることを知る(呪い殺そうとした妻の子)


353 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 08:06:28
そして災厄の女によって災厄は起き、連鎖的に発電所の事故により街中が停電してしまう
それに乗じ、少年は最初に襲ってきた二人組みの闇の異種の片割れにさらわれてしまう
そうとは知らない主人公は、災厄の女の所に訪れ、「君に呪いをかけたのは誰だ?」と尋ねる
初めは主人公を警戒し、露骨に不信感をあらわにする災厄の女だったが、
しばらく話していく内に自分自身の幸の無い人生を毒を吐くかのように語り始める
そして最終的に、災厄の女は自己嫌悪から「私など呪われてしまえ!」と叫ぶ
主人公は別れ際に「言葉は力を持つ、気をつけた方がいい」と忠告する
実は災厄の女自身が自覚の無い異種であり、呪いは彼女自身の力によるものだった
災厄の女の呪いを解いたとボスに報告する主人公であったが、少年がさらわれたと聞かされる

さらわれた少年の救助に向かった主人公だが、そこには闇の軍のボスが待ち構えていた
それは、闇の軍のボスが何度もシミュレートしていた場面と全く同じ状況であった
戦いの最中、主人公は少年を殺そうとしてしまい(この辺りはよくわからんし覚えてない。
精神攻撃を受けたか、錯乱して潜在意識が出たか、敵と間違えたか)、闇の軍のボスによって止められる
主人公が自分を殺そうとしたことがショックで脱力していた少年を助け起こした闇のボスは、
主人公が少年の実の父であり、母親が妊娠している時に殺そうとした事実を少年に告げる
信頼していた主人公に裏切られた少年は絶望し、闇の軍のボスの背後に隠れてしまう
少年は闇の軍を選らんだのである
闇のボスはしてやったり顔で言った
「『偉大なる種』は闇を選んだ!」

少年が偉大なる種であることを知っていた闇の軍は、少年を絶望させることで闇に引き入れようと計画していたのだ
主人公は闇の軍のボスに殴りかかるが、闇の軍のボスは「気が済むまで殴りたまえ」と言う
主人公は叫びながら殴り続ける

“こうして偉大なる種は闇に落ちた。彼はいずれこの世界を滅ぼすだろう。
 だが、人類が心に光を持ち続ける限り、希望はある”
という気休めで終わり


359 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 14:53:41
>>353

確か、それが前編で、ばっちり後編があるよ。少し前に、映画も出来てた。
うろ覚えだけど、過去にさかのぼって、主人公が自分の子どもを殺そうとした
誤解を解いて、予定調和って感じでした。(正直、後編は良く分からん展開でした。)


360 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 15:42:51
>>352-353
妻のお腹の子を「他人の子だ」ってしてたってことは、妻の不倫を疑っていたってこと?
でも実際は「実の父」だったの?どっちが本当なんだろう

362 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 23:09:56
>>360
主人公が、自分から離れていく妻を取り戻そうとして、呪いが使えるババアを訪ねる
その呪いを使うとお腹の子が死んでしまうが、主人公は自分の子じゃないならって呪いをかけてもらう

でも実はババアが嘘ついてて、本当は自分の子だったっていうのが映画の中盤かどっかでわかった気がする。

 

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