迷路(阿刀田高)

432 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/21(土) 18:46:49
昔読んだ短編。『七つの怖い箱』だかいう題名の本に入ってた
うろ覚え

ある青年が女を殺してしまう。死体を家の中にある井戸のような場所に捨てるのだが
(井戸というか、なんか海に繋がっているっぽい描写があった)、
数日後には死体が消えていた(青年は満ち潮と引き潮の関係で海に流されたみたいに解釈していた)
その後も何人か殺してしまった青年は、その度に井戸に捨てるのだが、やはり全ての死体が消えていた
ある時から青年と一緒に暮らしていた母親が病で寝たきりになり、喋ることすらできなくなる
青年が看病させられるのだが、母は昔、毒を青年に渡し
「私が動けなくなったら毒殺しろ。特殊な毒だから医者にはばれない」と言っていた
青年は毒を無くしてしまっており、したなく母を看病し続ける。
母は「早く私を殺せ」という恐ろしい目で青年を睨み続ける
しまいに看病に疲れた青年は母の首を絞めて殺してしまう
死体を例の井戸に捨てる青年であったが、何日経っても母の死体は消えなかった
しだいに死体は膨らんでいき、酷い異臭を放つようになる
終わり

これってやっぱり母親が死体を処分してたってことなの


436 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/21(土) 23:15:12
>>432
乙です。

432はやっぱ、母親が死体を処分してたってことでしょうね。
だから、息子の為に検出不可能な毒を準備したのではないかと。

433はどっちらとも取れるエンデングですね。
ある程度解り易い作品をエンタメだと考えると、なんだこれ?って
思わせた時点で失敗でしょうね。
エンタメとして纏めるとベタだとは思いますが、惑星探査の過酷な環境が
隊員を狂気へと追い詰めていき、他の隊員を危険に晒していく。
そしてラストシーン嵐の中に飛び出していく隊員、化け物が映し出される。
これにより読者は隊員が狂っているとミスリードされた事に気付き、
残された隊員達が未だ危険の真っ只中にあると気付く。
って感じにした方が良かったと後に考えたのかもしれませんね。
まあ、適当な予想ですけどw


437 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/22(日) 00:15:05
>>432
それ、コピペされまくってるやつじゃん

439 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/22(日) 01:27:44
>>432
『~箱』じゃなくて、『七つの怖い扉』に入っている阿刀田高の「迷路」だと思う。

 

花あらし (新潮文庫)
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七つの怖い扉 (新潮文庫)
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