ピケット・フェンス ブロック捜査メモ/第3シーズン第15話「招かれざる客」

497 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/25(木) 00:01:10
8~9年前にCSで見てたアメリカのホームドラマ
小さな町で主人公の保安官を中心に、現代社会の問題点を毎回列挙する作品から

ある日、保安官の元に元囚人(児童への性犯罪で逮捕歴あり)が町へ転居してくるとの情報が入る
(アメリカでは性犯罪者の情報が公共機関に共有されている)
小さな町のため、情報はすぐに町中に広まり、町議が転居反対の演説をしたり
学校から保安官事務所に警戒の強化を頼むなど、町は混乱に陥る
保安官個人の考えでは「受け入れるなんてとんでもない!」という考えだが、法律上拒否はできない

やがて、町の一軒家に問題の青年が入居してくる
住民の反応は冷たく、物を売らなかったり、家の前で抗議活動を行ったりする人が続出
困った青年は保安官に相談に来るが「住民に注意はするが、そもそもお前のやった犯罪が原因だ」
と保安官もつい冷たい態度をとってしまう
住民の間で緊張の続く中、ある日の夜、青年は自宅で銃で撃たれて死亡する
(画面上は、夜、青年の家の前に何者かの影が映り銃声が響くのみ、直接死亡する状況は映らない)

調査の結果、争った形跡もないので自殺として処理される
住民一同ほっとする中、夜、保安官事務所に裁判所の判事がやってくる
保安官に判事は、実は青年は自分の息子であったことを明かす
別れた妻との間の子だが、この町へ転居してきたのは、自分を頼るために来たのではないか
父親としては受け入れてやりたかったが、人として息子のやったことを許せない自分がいる
また、性犯罪者が自分の身内であると知れたら、判事としての仕事に支障をきたす
懺悔にも似た発言に、保安官もただ黙って聞くしかなかった
最後に判事は「本当に自殺だったのか?」と保安官に尋ねる
保安官はしばらく黙った後「自殺だ」と一言告げて話は終わる

性犯罪者が死んで後味はいいんだが、町の閉鎖的な面や住民の嫌なところが始終強調され、
見ていてなんとも言えない感じになる


498 名前:497 :2010/11/25(木) 00:09:20
ゴメン、ドラマのタイトル思い出した「ピケット・フェンス」だ
この話のほかにも、保安官の息子(7~8歳?)がユダヤ教に改宗したがったり
代理母や中絶の是非を巡って町中が二手に分かれたり、毎回色々な問題があがる
そして大抵解決せずに終わるんで、視聴後毎回もやもやする