Another
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343 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 21:32:05.84
- アニメも終わったので。散々ガイシュツだと思うけど「Another」(アニメ)
アニメは漫画・小説と展開が異なるらしいので一応。ネタバレ。主人公は気胸を患い、入院を余儀なくされたが、
父が海外出張を繰り返す職業で日本にいることが少なかったので、
療養も兼ねて亡くなった母の故郷に引っ越し、
母の両親祖(母、祖父) 母の妹(伯母)と暮らすことに。
そして病院で休んでいるとき、転校先(夜見北中学校)のクラス委員二人と、
「対策係」だと名乗る少女が見舞いに訪れ、「握手をしてくれ」と言われる。
それを好意的なものだととった主人公は少女と握手を交わす。
続く
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344 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 21:37:02.62
- そして退院も間近に迫った頃、地下の霊安室に向かう眼帯の少女を見つける主人公。
その少女は人形を抱えており、「私の半身がそこにいる」と言ってエレベーターを降りる。そして夜見北中学校に通うようになった主人公だが、夜見北には、
「3年3組の現象」があった。実はクラスメイトの中に一人「死者」が紛れ込んでおり、
その死者が誰かをつきとめねば、「現象」と称し残虐な死がクラスを襲う。
それはそのクラスの人間だけでなく、親族(祖父母、両親、兄弟、従姉弟等)にも及ぶ。
そしてその「現象」の対策として、「死者」を作為的に作り、
その者を「いないもの」として扱うことが夜見北3年3組のルールだった。
続く
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346 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 21:43:53.12
- しかしそのルールを知らない主人公は、エレベーターで見掛けた眼帯の少女が
屋上にいるのを見かけ、声を掛けに行く。その少女は「いいの?これ」と尋ねるが、
主人公はその言葉が何を指すかは理解できない。その後、病院に見舞いに来てくれた
クラス委員の女子の方にその眼帯の少女について尋ねるが、「そんな人はいない」と言う。まあ結局その眼帯の女の子が「いない者」として扱われている人間で、
その女の子を徹底的に無視することで「現象」を避けようとしていた。
だが、雨の降ったある日、未だそのクラスのルールを理解していない主人公と
眼帯の少女が話している際、クラスからクラス委員の女子が飛び出してくる。
しかしそのとき、クラス委員は眼帯の少女を見ると悲鳴を上げ、反対方向の階段へ降りる。
そしてそのまま足を滑らせ、傘の先の部分が喉に突き刺さり、死亡。
続く
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347 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 21:51:32.43
- そして病院でお世話になった看護師(実はクラスメイトの姉)が
老朽化したエレベーターの故障により死亡、続けてクラスメイトが心臓発作で死亡。
そして主人公も眼帯の少女とともに「居ないもの」にされることとなり、クラス中から無視される。
それは担任も副担任も同じであった。
しかしそれでも現象は止まらず、担任が朝礼の際に発狂し、自らの喉を包丁で突き刺し、死ぬ。
もうこりゃ現象始まっちゃったししょーがねーってことで「いないもの」扱いをされていた
主人公・眼帯の少女はそのルールから解放される。そして主人公達は数年前に3組だったという男(ちなみに伯母と同級生)を探り当て、
その男が働いているホテルまで向かう。しかしその際、また同級生の一人が
船のプロペラ?部分に巻き込まれて無惨な死を遂げる。
しかし後に聞いた話では、その同級生は夜見北を出る前に家の階段から転がり落ち、
脳震盪を起こしていた。なので車に酔って嘔吐したり、泳ぎ方が定まらなかったりしたのだ。
(夜見北から出れば死なないというルールがある)
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348 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 21:56:40.71
- そして伯母の同級生が、「解決策をテープに録音した」と言い、
それを探るべく学校へと向かう主人公・友人二人、それと眼帯の少女。(たまたま校内にいた)
その間にも、同級生の女子が夜見北を出ようと高速を走っていた際、土砂に巻き込まれ家族ごと死亡。
もう一人の同級生の家にはトラクターが突っ込み、同級生の兄(引きこもり)が死ぬ。
(これでいくら自宅に引きこもっていても無駄だという証明がなされる)そしてテープの内容を聞く主人公たちだが、その内容は、
「死者を突き止め、その死者を殺せば、現象は止まる」というもの。
男は数年前「死者」を殺していたのだった。しかし殺害後はその「死者」について
誰に尋ねても、「そんな奴は知らない」と言うばかりで、記憶が改竄されていくことに気づく。
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350 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 22:02:00.14
- 続き
主人公たちは伯母の同級生に倣い合宿をし、そこで死者を突き止めようとする。
しかしその晩、喘息の発作を起こした生徒がおり、頼りになる司書(以前3組を担当していた)が
その生徒を車に乗せ、病院へと急ぐ。
すると、夜も深まった頃、主人公は眼帯の少女に呼び出され、部屋に行く。
少女は、「自分はこの眼帯の下の義眼で死者を見分けることができる」と言う。
「なぜそれを早く言わないのか」と糾弾する主人公に対し、「誰も信じてくれないと思った」という
眼帯の少女。そして、少女は死者の名前を口にしようとする。が、そのときにドアが蹴破られ、
テープを一緒に聞いていた友人1が「同級生(クラス委員の男子)を二階から突き落とした」と告白する。
「あいつが死者だと思った」と叫ぶ友人1。しかし主人公も少女も
そのクラス委員の男子をしっかり覚えていたため、死者ではないと気づく。
続く
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352 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 22:09:09.55
- ごめんなさい頑張ってまとめます
兎に角同級生の死に方が残酷で、合宿先の夫婦がいきなり発狂、
生徒を襲い、その生徒は眼帯の少女を殺そうとしてコードが絡まり首を吊って死亡。
兄が死んだ生徒は主人公を狙おうとして腹蹴りされた挙句窓から堕ちて首の骨を折って死亡、
他の同級生はシャンデリアが落ちてきて死亡(正確にはシャンデリアから逃れようとして柱が倒れ、首を折る)
そして友人1が殺したはずのクラス委員は死んでおらず、同級生の女子二人を刺殺。
そして主人公も殺そうとするが、対策係の女子に殺される。
結局その女子もガラスが突き刺さて死亡、「死者」は副担任であると発覚。
しかし、副担任は主人公の伯母であった。眼帯の少女を止め、伯母に止めをさす主人公。
そして副担任の記憶は改ざんされ、忘れられる。何が後味悪いかと言われれば死にまくる同級生もそうなんだけど、
自分が「死者」であるという認識もないままわけもわからず殺された伯母のこととか、
伯母は本当は1年半前に通り魔に刺されて川に流されたとか、悲惨すぎると思った。
だらだらすみません
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353 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 22:31:36.56
- >>352
いやいやいや。伯母は自覚あったろ。主人公に「副担任のときは他人の振りしろ」って言ってただろ。
あれはルールを知ってるから自分が死者であることを悟られない為の誤魔化しな訳だし。
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355 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/28(水) 22:40:16.88
- >>353あーそうかも…
でもどっちみち母に似た伯母に手を下すのとか
伯母を襲って殺したのがなぜか主人公に似てるとか もやもやした
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365 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/29(木) 00:33:44.99
- これで
「じゃあもう書くのやめます」っつって結局結末わからんままモヤモヤする~みたいな展開よりは
グダグダでもラストまでちゃんと投下してくれる方がいいわw>>343
ニコ動でダイジェストみたいなのチラっと見たが
ほんとにチラっと見て「わけわからん・・・・」と思ってた。
だが君のレスを見て・・・やっぱりわけわからんかった。
とりあえず人いっぱい殺しとけば話題になるだろwみたいなアニメって印象。
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367 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/29(木) 01:09:20.67
- >>365
綾辻行人はスプラッター書くときは針が振り切れるからなー
結局この人はどんな話が書きたいのだろう?血がドバドバ出ればそれでいいのか?
みたいな感じになる
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373 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/29(木) 11:58:55.11
- anotherは原作がミステリー要素を含んだホラー小説で叙述トリックが使われてる
アニメの序盤はホラーの雰囲気をアニメならではの手法で上手く料理してたし
叙述トリックをどう映像化するか努力はすごいしてたけど
やっぱり「視聴者に対してフェアじゃない」印象(怜子さん=三神先生)が強かったな
変更も中途半端だったし、漫画版のほうが上手くアレンジしてあって良かった
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>376 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/29(木) 13:59:47.63
- >>373
原作読んだときすごく面白かったのに記憶が薄れてしまって
これどうして先生とれい子さんを同一人物にする必要があったんだっけ
別人でもよかったような
あと先生達は職員室の席がひとつ足りないって気が付かなかったのかな後味悪いって思ったのは
「死者」が誰か知っていた鳴がそれを明かしていれば
生徒達がむだに互いを疑って殺し合いをしなくてもすんだかもということと
この学校ではこの先も毎年この「現象」が繰り返されるので
なんの解決にもなっていないということだな
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390 名前:本当にあった怖い名無し :2012/03/29(木) 22:17:50.36
- >>376
先生を先生としてだけ描くと、
「犯人は最後の10ページ目にいきなり出てきた人」みたいなルール違反になりそうになる。
死人は生徒の中ってミスリードで事をすすめてるのに
先生の描写を不自然に入れるとネタ割れしちゃう。
玲子さんという別人物をさりげなく描写できるから、
ルール違反も不自然さもなく叙述トリックできる。