ケイコワ

691ケイコワ1:2014/02/15(土) 02:00:36.93
昔みてうろ覚えでかなり曖昧だけど書いてみる
ケイコワ 短編アニメ

主人公の小学生ケイコは
夜遅くまで塾に通っているエリート小学生だが、最近成績が伸び悩んでいる
ケイコの母親も最近それを気にしはじめている

そんななかケイコは塾の実力テストを受けるが成績はやはりよくない
そのころ母親はママ友の食事会のようなものに出席していた
そこでは各母親が自分の子供のことを自慢しあっている


692ケイコワ2:2014/02/15(土) 02:05:24.68
(ちなみに作者の表現で各母親は自分の子供の形をした
 ネックレスやイヤリングといったアクセサリーを身に着けている
 自分の子供をアクセサリーの要に着飾って自慢しているという比喩的表現だと思う)

母親A「おたくのタカシくんすごいわねぇ、この前野球で大活躍したそうじゃない~」
タカシ母「そんなことないわよー、オホホホ」
(いやらしい笑い顔で、自慢げにアクセサリーをみせびらかす)
周りのママ友達「お~!」(うらやましそうな顔で)


693 ケイコワ3:2014/02/15(土) 02:10:21.84
母親B「そういえば田中さんのとこのケンくんもすごいらしいじゃない~」
ケン母「そんなことないわよー、ちょっとサッカーで
    県選抜に選ばれただけよ~、おほほほ」(同上)
周りのママ友達「お~!」(うらやましそうな顔で)

母親C「でもやっぱり一番すごいのは佐藤さんのところよねぇ、
    だって3兄弟で、みんなすごいんだもん~」
佐藤母「長男には政治家、次男にはプロスポーツ選手、三男には医者になってもらって、
    がんがん稼いでもらうわ」(同上)
周りのママ友達「お~~~~~~~!!!!」
(今までの二人よりさらにオーバーリアクションで)


694 ケイコワ4:2014/02/15(土) 02:13:30.48
そこでケイコの母は自分が今身に着けてるアクセサリー(ケイコ)をみると、
ちょっと劣等感を感じてしまう

ケイコ母が家に帰るとケイコも帰ってきた
母「テストは?今日テストだったんでしょ?」
ケイコは成績の良くないテスト渡すと、
みるみる母の顔が冷たい怖い顔に変わっていく

ケイコは泣いて家を飛び出す
そして街で塾帰り友達の数人がたむろしてるところに出くわす


695 ケイコワ5:2014/02/15(土) 02:16:27.49
ケイコはテストを見せて飛び出てきたことをはなしてその輪に加わった

塾友達A「うちのママなんてちょっとテストでいい成績だすとプラモ買ってくれるんだぜ~」と、
A君のかばんには母親の形をしたキーホルダーがついている
ケイコ「いいなぁ」
塾友達B「わたしはこの前あたらしいお洋服買ってもらったわ」
Bの場合は髪留めが母親
ケイコ「いいなぁ」

塾友達「ケイコちゃんもなにか買ってもらえばいいじゃないか」
ケイコ「え…わたしわぁ・・・」


698 ケイコワ6:2014/02/15(土) 12:10:01.23
その頃母はケイコに冷たくあたったことを悔やんでいた
そこにケイコが帰ってくる

母「ケイコ!」
ケイコ「おかぁさん・・・へへへ…おかあさん…へへ」
玄関のドアを開けたそこには、
母親達と同じでいやらしくニヤついた顔のケイコがたっていた
ケイコ「へへへ…へへ」
おわり

ちなみにいやらしい顔ってのはちびまる子ちゃんのキャラが、
よくするあのへの字型の目です

 

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