ギリシャ神話/テーセウス

635本当にあった怖い名無し:2014/03/18(火) 01:39:48.52
ギリシア神話に登場するテーセウスがミノタウロス退治した後が後味悪い

テーセウスはミノタウロス退治のために、
生贄として脱出不可能と呼ばれる迷宮ラビュリントスに入る。

ミノタウロスの親であるミーノース王の娘のアリアドネーが、
テーセウスに一目惚れしたため協力してくれたおけげで
テーセウスはミノタウロス退治、ラビュリントス脱出を果たす。

その後テーセウスがアリアドネーを妻にすると約束し、
テーセウスの母国アテーナイへ一緒に向かった。
めでたしめでたし

ここまでならいい話、この後がひどい

アテーナイへの途中に立ち寄った島でアリアドネーを
ディオニューソスという神に寝取られる(攫われる)。
アテーナイへ帰ったとき帆の色を変えるのを忘れたために、父王崖から身投げ。
(ミノタウロス退治に成功した場合白、失敗した場合黒であった。)

その後テーセウスは憐れみ深い王としてアテーナイを治めた。


640本当にあった怖い名無し:2014/03/18(火) 03:31:07.37
海外の神話って厨二ラノベ+昼ドラって感じだよな

642 本当にあった怖い名無し:2014/03/18(火) 06:59:22.25
このあとテセウスはアマゾネスの女王を誘拐したり、
50歳の時には、のちにトロイ戦争の原因となるヘレネ(当時12歳)を誘拐したり、
と単なる変態になりました

643 本当にあった怖い名無し:2014/03/18(火) 07:46:08.50
>>642
自分が捨てたアリアドネの妹と結婚したりもしたよね。
その話読んだときひでえと思った。

しかもこのアリアドネの妹のパイドラが
テセウスとアマゾンの女王の間にできた息子に恋をして迫る。
息子は女神アルテミス命ということもあって、これを拒否。

パイドラは「息子に襲われた!恥ずかしいからもう死ぬ!」と書き残して自殺。
遺書を読んだテセウスは激怒。
「義理とはいえ母を犯すとは何事か!」と息子に呪いをかけて追い出す。
息子は何がなんだかわからないまま出て行くが呪いが発動して瀕死になる。

死にかけている息子を見ても、「けっ」という態度だったテセウスだが
そこに女神アルテミスが乗り込んできて、真相を暴露。
(お気に入りが父親に誤解されたままで死んでいくのに耐えられなかったらしい)
呆然とするテセウスの前で息子は死ぬ。

……とりあえずテセウスの行動が諸悪の根源なんじゃなかろうか。
そしてこの話が「パイドラがかわいそう」で受け止められているのがなんか後味悪い。
父親の嫁なんかと関係もったら色々問題だし
そもそも息子はアルテミス以外の女に興味がないのに……。

 

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