スケルトン・キー
-
420 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/08(日) 15:45:51
- 結構前に既出だけど「スケルトン・キー」は良い感じに後味悪くて面白かった。
一応おおまかなあらすじ。主人公の女性キャロラインは介護師で、とある住み込みの仕事で大きい屋敷にいく。
そこに住んでいるのはタバコ好きのおばあさん(ヴァイオレット)、
寝たきりで口も聞けないおじいさん(ベン)、
そしてこの2人の弁護士(ルーク)がたまに出入りしている。
面接でヴァイオレットは主人公に難色を示すが、ルークのおかげで無事働けることになる。
住み込むにあたって、主人公は屋敷の全ての扉を開けられるというスケルトン・キーをもらう。
ある日、ヴァイオレットに頼まれて屋根裏に物を取りにいくとスケルトン・キーでも開けられない怪しい扉が。
ヴァイオレットも引っ越してからずっと閉まっているので、開けたことが無いという。
どうしても気になり、ヴァイオレットに隠れて再度開けようとすると
鍵穴に何かが詰まっていただけのようで開けることが出来る。
部屋の中には気味の悪い人形や、ホルマリン漬けっぽい内臓、レコードなどを見つける。
その夜ベンが突然部屋から失踪し、なんと1階の屋根に這いつくばっていた。
必死に屋根の上を動こうとし、落下してしまう。
幸い大きい怪我は無かったものの、主人公はベンの部屋で"Help me"と書かれたシーツを発見。
この屋敷に奇妙なものを感じ取った主人公は、ルークや友人の協力を得て
「フードゥー」という黒人独特の呪術を知る。
フードゥーは信じる者には効果を発するが、存在を信じない者には意味の無い呪術だという。
思い切って屋敷の事をヴァイオレットに訊ねると、屋敷の恐ろしい歴史を知ることになる。
-
421 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/08(日) 15:47:01
- 屋敷にはかつて、金持ちの家族と黒人の使用人2人が住んでいた。
とあるパーティーの日、大人たちは子供の姿が見当たらない事に気づき屋敷の中をみんなで探すと屋根裏で発見。
なんとそこには黒人の使用人2人が子供たちの呪術により、放心しかけていた。
大人たちは子供に危険な呪術を教えた使用人に激怒し、その場で焼き殺した。
その歴史を知りキャロラインは、口では「迷信だ」と言いつつもますますフードゥーの存在を認識していく。
そのうちにベンが話せないのもフードゥーのせいでは無いかと思い、
その呪いを解こうとするが、あと一歩のところでヴァイオレットに見つかり失敗に終わる。
ヴァイオレットの反応やベンの様子でフードゥーの存在を確信し、
ベンを助けるには屋敷から連れ出すしか無いと思う主人公。
決行の日、ベンを車に乗せるところまではいくが、門に鍵がかかっていて車でも突破できない。
ヴァイオレットに追われる主人公。
車がつかえないのでベンを納屋に隠し、ルークに助けを求めにいくとなんとルークはヴァイオレットの仲間。
気絶させられ屋敷につれていかれてしまう。屋敷の中で必死に逃げ回るが、遂に屋根裏の部屋で追い詰められてしまう。
魔方陣?の中で気絶するキャロライン。暫くして目をさますと、おもむろにヴァイオレットのタバコを吸いはじめる。
そして喋れないヴァイオレットを見ながら「体をありがとう、キャロライン」
ヴァイオレットとベンは病院に運ばれていった。
その時かけつけたキャロラインの友人に、ルークがいう。
「キャロラインは2人にとってとても大切な存在だったようだ。この屋敷は彼女のものだ。」前に書いてた人の方が文才あった希ガスorz
つまり2人の黒人の使用人が、人の体をフードゥーで乗っ取り続けている、という話です。
ベンの中身はルークで、ヴァイオレットの中身はキャロラインになってしまった・・・という結末。
後味悪いけど面白かった映画です。