外伝「斑(MADARA)」(田村由美)

795 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/17(金) 13:37:01
近親相姦できつかったのはBASARAの番外編の王と白の王(父娘)の話。

父親(王)に溺愛されて育った姫が主人公、
姫は年頃になり政略結婚で地方の有力な家に嫁ぐ。
嫁いだ先の旦那はとても良い人で、幸せな結婚生活を送るが、
突如謀反の罪を着せられて、王の軍勢が攻めてくる。
燃え落ちる館の中、夫と一緒に死のうとするものの、
王が差し向けた幼い頃からの護衛に助けられる。
「死なせて!」と悲鳴を上げながら助け出される姫。

この護衛と姫は幼馴染(乳兄弟みたいなもん?)で、
幼い恋心みたいなものがあった模様。
護衛が怪我をして姫がその傷口を舐めて治そうとしたり、
それを知った王が護衛を遠ざけようとするのを
泣いて嫌がったり(これが近親相姦の伏線でもあるのだが)、
嫁ぐ時に「あなたも一緒に行けないの?」と聞いたり。

で、無理やり出戻され、火事のせいで足が満足に動かず、
毎日寝床で泣いて暮らす姫を慰めようと父王がやってくる。
「お父様はひどい」「いやあいつ(嫁ぎ先の旦那)は元から危険人物だったのだ」
と言いながら娘を強姦。
「元よりお前を私以外の誰かのものにする気は無かった」と。

化け物のように描かれた父王と、意思の無い人形のように描かれた姫の
強姦シーンが気持ち悪かった……人形化した姫のモノローグも。

「嫁がされ、夫を殺され、身動き出来ないこの身を犯される
 わたしはなに」

本編の主人公は打倒王家の反体制側だし、
父王は元より姫もぶっ壊れた悪人なので、ラストにも救いは無い。


798 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/17(金) 14:23:16
>>795
その話で一番後味悪いのは、
父すら惑わす美少女設定の白の王が
どう見てもオカマにしか見えないことだ。

801 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/17(金) 14:30:17
>798
小さい頃は美少女っぽくなかった?
いかにも真っ白なお嬢様って感じで。
成長してああなるかと思うと確かに後味悪いけどw
何せ作者にまで「オカマじゃないですよー!」と言われるぐらいだしな

 

BASARA (15) (小学館文庫)
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