何なら俺に話してみろ(佐佐木勝彦)
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103 名前:投下 投稿日:2007/09/12(水) 17:39:35
- マガジンに連載されてたマイナー漫画から。分かりにくかったらすまん。
この話は紙面を上下2つに分割し、2つのストーリーが同時進行で進むという構成。
構図も台詞も上下段で被る様に描かれている。
上の漫画は美味しんぼのパロディ。軽いタッチで、描かれておりギャグ漫画テイスト。
一方下段の漫画は劇画調でありこちらが作者本来の画風に近い。
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104 名前:投下 投稿日:2007/09/12(水) 17:43:27
- ・上段の話。
ホームシック気味の同僚を元気づけようと計画する、AとB(山岡と栗田のパロディ)
コネを使い、とある料亭から幻の魚をもらい、同僚に振る舞う。
元気が出て来た同僚に、更に「会わせたい人がいる」とBが連れて来たのは、
遠距離恋愛中の同僚の彼女。狂喜する同僚。
「あの魚のおかげね」、ほのぼのと呟やくB。
後日、晴れて二人は結婚、教会でそれを優しく見守るAとBが描かれEND。・下段の話
寂れた町工場で働く中年夫婦。経営は苦しかったが、借金を肩代わりしてくれる人物Cが現れる。
明日の接待さえ、成功すれば、娘を高校に行かせてやれる……感無量の両親。
翌日の接待で、夫はCをとある料亭に連れていく。
そこで前々から予約していた幻の魚を出して欲しいと頼むが、店の主人は「急な事情で出せない」という。
必死の頼みも空しく「無いものは無い」と突っ撥ねられ、Cは機嫌を損ね肩代わりの話はなくなる。
工場に押しかける借金取り。ボコボコに殴られ死にかけの夫婦に
更に「会わせたい人がいる」と借金取りが連れて来たのは、夫婦の娘。
泣き叫びながら借金のかたに連れていかれる娘。外国に売り飛ばすという借金取り。
「あの…魚のせいで…」、呆然と呟やく妻。
後日、夫婦は首を吊っていた。木にぶら下がった二人を見て悪態を吐く借金取りが描かれてEND。ラストのコマ、上は揺れる鐘、飛び立つ鳩、笑い会う二人、というのに対して
下段が揺れる二つの死体、死体を貪るカラス、連帯保証人の話をする借金取り……
子供の頃少し鬱になった。
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105 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/12(水) 18:11:56
- >>104
お、おもしろそうーー
読んでみてぇーー
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109 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/12(水) 20:27:16
- >>103
そんなのマガジンに載ってたのか!
スピリッツに載ってるウシジマくんみたいな漫画だな。
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111 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/09/12(水) 21:24:13
- >>103
なんて漫画か教えてくれ…。
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115 名前:103 投稿日:2007/09/12(水) 23:15:12
- >>111
『何なら俺に話してみろ』っていうギャグ漫画。既に絶版。
面白いかは意見が分かれる。単行本の2巻に収録されてる。
この漫画の作風はなんとも説明しがたい。糞漫画だと思うやつも多いだろうが、まぁ機会があったら読んでみて。収録されてるのは3,5巻(実質3巻目、なぜかこういう表現になってる)だった。