ウエスト・サイド物語
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473 名前:1/5 投稿日:2008/06/13(金) 21:54:18
- 長い上に超有名な話だけど、「ウエストサイドストーリー」。
ロミオとジュリエットを題材にした話。1950年代のニューヨーク。
白人の不良少年グループ「ジェッツ」と、プエルトリコ移民の不良少年のグループ「シャークス」。
この2つのグループは敵対しており、ことあるごとに喧嘩や揉め事を起こしていた。ジェッツのリーダー・リフは、シャークスと決着をつけるために
中立地帯であるダンスパーティ会場で決闘を申し込もうと画策し、
元リーダーのトニーに加勢を頼む。
現在は足を洗って真面目に働いているトニーは、最初は断るが
リフに懇願されてついに根負けする。
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474 名前:2/5 投稿日:2008/06/13(金) 21:54:49
- その夜、ダンスパーティ会場。
ジェッツとシャークスの一触即発の雰囲気のなか、
トニーは美しい少女・マリアと出会い、一目でお互い恋に落ちる。しかし、マリアはシャークスのリーダー・ベルナルドの妹であり、
ベルナルドが仲間のチノと結婚させるために母国から呼び寄せたのだった。
敵と可愛い妹がキスをしているところを目撃したベルナルドは激怒し二人を引き離す。パーティの後、移民街でマリアの家を探すトニー。
偶然ベランダにでてきたマリアが気づき、
愛を語り合い明日も会う約束をして別れる。その後の軍事会議で、決闘は翌日の夜に行われることに決まる。
仲間の身も、敵ながら恋人の兄の身も案じたトニーは、
両グループの一番腕っ節の強い男たちが素手で戦うことを提案する。
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475 名前:3/5 投稿日:2008/06/13(金) 21:55:31
- 翌日夕方。
「両グループが素手で決闘することになった」とトニーが今晩の計画を話したところ、
「素手でもダメ!とにかく決闘なんてやめさせて!」とマリアは猛反対。
トニーはその勢いに押し切られ、決闘をやめさせることを承諾する。しかしトニーが決闘の場へ着いたときには、もう決闘は始まっていた。
さらに、リフ、ベルナルドともに、
トニーの提案による素手の協定を破り、ナイフを隠し持っていた。
とめようとしたトニーだが、弟分のリフがベルナルドに刺殺されたことで
頭に血が上り、リフのナイフでベルナルドを刺してしまう。一方、恋人が出来て舞い上がっているマリアだが、
「ベルナルドがトニーに殺された」とチノに伝えられて取り乱す。
自首する前に会いに来たトニーに「人殺し!」と怒りをぶつけるが
それでも憎みきれずに、二人で遠いところへ逃げることにする。
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476 名前:4/5 投稿日:2008/06/13(金) 21:56:21
- トニーは働いている店の主に逃亡資金を借りるために、
店(ジェッツのたまり場)で落ち合うことにして、先にマリアの家を出た。
マリアが逃避行の準備をしていると、ベルナルドの刺殺の件で警察が訪ねてくる。
足止めをされたマリアは、ベルナルドの恋人のアニタに
「少し遅れるけど、必ず行くから待っていてと伝えて」と伝言を頼む。
恋人をトニーに殺されたアニタは、二人の仲を猛反対するが
妹分のマリアのために、渋々伝えに行く。そのころ、店にあつまっているジェッツのメンバー達に、
シャークスのチノがベルナルドの仇のトニーを狙っているという情報が入る。
タイミング悪く、そこへ入ってくるアニタ。
「トニーに伝言があるから会わせて。トニーを助けたいの、信じて」と
アニタは必死で訴えるが、ジェッツの面々は
「ベルナルドの女が何を言ってるんだpgr」
「【チノが】トニーを【殺すのを】助けたいんだろw」と
取り合おうとしないばかりか、アニタを集団でレイープしようとする。
すんでのところで店主に止められ未遂に終わるが、切れたアニタは
「チノがマリアとトニーの仲を知って逆上し、マリアを殺した」と嘘を言って出て行く。そのことを店主から聞かされたトニーは外に飛び出し、
「チノ、俺はここにいるぞ!俺も殺してくれ!」と叫んで回る。
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477 名前:5/5 投稿日:2008/06/13(金) 21:56:52
- なんとか警察をまいて家を出たマリアは、叫びまわっているトニーを見つける。
トニーもマリアに気づき、駆け寄ろうとした瞬間
物陰から出てきたチノによって撃たれてしまう。
「ここでは誰も僕達の仲を許してくれない…」と言い
マリアの腕の中でトニーは息を引き取った。
トニーの死とマリアの絶望をもって、2つのグループはようやく和解した。
終わり。ロミオとジュリエットは二人とも死ぬけど、
この話は片方だけが生き残る
劇的な恋の始まり→恋人あぼんまで劇中時間で丸1日しかないし
目の前で恋人が殺されたマリアはあのあとどうなるのかとか
結局トニーは仲間に殺されたようなものだとか、いろいろ後味悪いでもミュージカルも映画も神作品だと思う