相棒/シーズン7第7話「最後の砦」
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700 名前:本当にあった怖い名無し :2009/06/03(水) 19:35:34
- ドラマ相棒「最後の砦」
都心にて連続無差別通り魔が発生。
なかなか捕まらない犯人に業を煮やした所轄署は、
容疑者と目ぼしき男性を強引に連行(建前上は任意)、無茶な取調べで自白を強要させようとする。
なかなか自白しようとしない容疑者にキレた取り調べ担当の刑事は、思わず容疑者につかみ掛かる。
直後崩れ落ちた容疑者は、床に頭を打ちつけ意識を失う。
この時部屋にいたのは、担当刑事と取調べ監督官(不正な取調べが行われていないか監督する係)の刑事の二人だけ。
担当刑事は、監督官刑事の目の前で証拠隠滅をはじめる。
結局容疑者男性はそのまま死亡。世間には、事故ということで発表する。
警察官房長(警察の偉い人)である小野田はこの事件の調査を特命係の杉下と亀山に命じる。
途中、キャリア監察官から「俺が調査するからお前らは首突っ込むな」と釘をさされつつも、
二人は通り魔事件そして取り調べで本当に不正はなかったのかをどんどん調べていく。
時を同じくしてマスコミも不正取り調べ疑惑に対して騒ぎ始める。
なんとか隠蔽したい警察は、取調監督官の刑事を呼びプレッシャーをかける。
監督官の刑事は良心の呵責と組織の板ばさみの中で段々精神を病んでいく。
一方、特命の二人は容疑者が通り魔事件の犯人では無いという確実な証拠を見つける。
(調書に書いてあることと、実際に現場にあったことが明らかに違う)
焦った取調べ担当の刑事はその調書を破棄しようと、
調書が保管されている倉庫に行くが、二人が先回りをしていた。さらに監察官も現れる。
そこに、監督官の刑事が姿を見せる。
「不正を見逃すわけにはいかない。でも組織は絶対に守らなければいけない。
では一体、自分は何のためにいるのか?」
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701 名前:本当にあった怖い名無し :2009/06/03(水) 19:36:22
- こう言うと、皆の制止も聞かぬまま、彼はこめかみに拳銃をあて引き金を引いた。
監督官の自殺に世間は大騒ぎになる。
取調べ担当の刑事は余命幾ばくも無い入院している母親の元に電話をかける。
彼は、母親のため早くこの事件を終わらせようとしていたのだ。
特命係は以後も調査を続け、本物の通り魔犯人を見つける。
犯人は容疑者と同じマンションの住人でなおかつ容疑者を直後に取り調べ直前にバイクで轢いていた。
(容疑者が死んだのは実はこの時の後遺症)警察は釈明会見にてこれを発表。
「容疑者が死んだのは後遺症からであり取り調べは関係ない」
「そして真犯人逮捕」という話題で何とか矛先をずらすことができた。
小野田は監察官に言う。
「だから言ったじゃない。杉下は使いようだって」
真犯人逮捕後、担当刑事は取り調べ監督官自殺の責任をとって辞表を提出する。
しかしそれは上司につき返された。
「そう取り調べ監督官が死んだのはお前のせいだ、お前はその責任をとらなくてはいけない。
お前を、新しい取り調べ監督官に任命する」最終報告を行った後、杉下は小野田に言う。
「結局、全ては隠蔽するのか」
小野田は答える。
「だって警察はいつもそうじゃない」
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708 名前:本当にあった怖い名無し :2009/06/04(木) 14:06:26
- 小野田は正義感ではなく杉下をいい様に使って
真犯人逮捕させて後は隠蔽したって事か・・・