長い長いさんぽ(須藤真澄)

205 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/26(月) 22:59:33
『長い長いさんぽ』って漫画。

ゆずって猫の漫画があるとは知ってたけどたまたま古本屋であったから手に取ってみた
愛猫が亡くなったときの顛末を基本はほのぼのと描いてて、猫じゃないけどペットを亡くした経験あるから
泣けはするんだけど

・死んだ猫の亡骸を自転車のかごに入れて(寝てるみたいに死んでるので剥き出し)
 旦那と二人で火葬場まで歩く(火葬場自体は自動車で行くような場所にある)
・骨になった猫を連れて帰り(決してモノとしては表現しない)日の当たるリビングで新聞紙敷いて
 お骨を全部ぶちまけてひたすら回収作業し、これはどの辺りの骨、とか当たりをつけて完全に分別し
 小さなカプセルに入れて肌身離さず持ち歩く

とか、ほのぼのした絵なのに作者とその旦那の行動が鬼気迫りすぎてて何だか怖かった
しかも猫が死んでからもコマの隅とかにそっと『→あの辺りで遊んでる』『↓この辺で威嚇中』とか、
その場に猫がいたらこういうリアクションをとってる、みたいな事もしっかり書いてある(けど猫はいない)
ていうか作者自体がもういないはずの猫と戯れてるような描写まであって、
何かこの手の話に綺麗事を求めてるわけじゃないけど
もう少し前向きになれないものかな……と変な気分になった
大体が2年スパンのハムスターと10年単位の犬猫とじゃ思いいれも段違いなのかな……


206 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/27(火) 01:10:46
>>205それ読んだ事ある。
私も長年猫飼いだから、猫を亡くした気持ちは痛いほどわかるし、
ゆずも好きだけど、この夫婦がやった事には???だった。
この夫婦に子供が出来て、万が一その子が幼くして亡くなっちゃったら…とか考えてちょっとぞわっとした。

207 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/27(火) 01:11:42
>>205
自分もそれ読んで、同じところでひいた記憶ある。
猫飼ってたから、共感する部分も多いんだけどお骨のところはびびった。
なんというか、亡くなっちゃったものは悲しいけど、お骨入りのカプセルを持ち歩くとか
「もう、安らかにそっとしといてあげようよ。。」という気分になってしまった。

209 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/27(火) 03:09:41
>>205
須藤は意外とマジキチだからなあ
そう言えばカヌーイストの野田知佑も
飼ってた犬のガクが死んでからその毛皮を
チョッキか帽子かにしたんだっけか
こっちはそんな気持ち悪く感じはしなかったんだけどなあ

220 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 01:42:44
>>209
このレスだけ読むと、死んだ飼い犬の皮を加工して何か作っちゃう方がマジキチに思えるけど、
実際に読んだら違和感はないのかな…

229 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 16:16:09
>>220
どうなんだろうね。その現場だと実用品として手元に残すのは愛ある行動に見えるのかも。

230 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 17:16:40
>>220
それ新聞記事で読んだけど、
一緒に冒険していた相棒とこれからもずっと一緒に冒険したいって気持ちが
伝わって来たからキチだとは思えなかった。
相棒が自分を寒さから守ってくれるし、一心同体って感じで。

231 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 17:42:27
愛玩動物と思わなければいいわけだ

232 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 18:34:22
人間でも、火葬後の骨を拾う時に遺骨を食べちゃうとか、そういうのと一緒…なんかなぁ
遺灰や遺骨をアクセサリーに、みたいな商売もあるし

234 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 20:08:02
まあ、それ自体は別に個人の自由なんじゃないかな
例の須藤さんの漫画はちょっと引いたけど
あの人が家で何をしても自由だけど、ああいうのを漫画にすることはどうかなと思った

235 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/28(水) 21:10:37
どっかの原住民って英雄が死んだらその肉食べてパワーをもらうとかそういう風習があるらしいけど
>209は何かそれに近しいものを感じる
ぱっと聞くと飼い犬の毛皮を帽子にってマジキチに思えるけど、剥製とか皮を飾っとくとかよりはマシかも。
対してさんぽの方は狂気じみてるんだよね。上でも言われてたけど死んだのが実の子だったりしたら
眼も当てられない事になると思う。そういう嫌な想像をさせる力がある。

 

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