ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 仕返し(横山秀夫)

57 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/22(火) 23:30:31
警官ネタの代表作家の一人、横山秀夫の小説からひとつ。

本筋にからむエピソードで、主人公の警察キャリア管理職の息子が
学校で苛められっ子になる。
苛めっ子はなんと同じ官舎にいる部下の息子。
父親が、みそっかす(苛められっ子)の父親に頭を下げるのが不快だったという。
二組の親子で話し合い、部下は苛めっ子ともども土下座する。

それから少したち、息子は明るくなり苛めは解決したと
信じていた主人公は、公園で再び苛めの現場を見てしまう。

しかも今度は、自分の息子が苛めっ子。部下の息子が苛められっ子。
前回は確かに体力的に貧弱な自分の子が被害者だったが、
父親たちの力関係を思い切り見せ付けられた子供たちの
力関係は、完全に逆転していた。

苛めの仕返しを超え、支配に酔った自分の息子が、
部下の息子を奴隷のように従わせ、いたぶる姿に愕然とする主人公。
今後、息子と向き合ってゆこうと決意した彼の苦悩の中で話は終わる。

何か、本当にありそうで嫌だった。


58 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 00:30:08
>>57自分の息子が被害者の時は後のこと考えず親子で土下座させたのに
加害者側になったら決意しただけとかなんかなあ

 

深追い (新潮文庫)
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