ホーム » 小説 » 小説/た行 » 隣の家の少女(ジャック・ケッチャム)

747 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 14:16:28
あと有名どころでケッチャムの「隣の家の少女」

謎解きもない。
「犯人」の心理に深入りするものでもない。
「被害者」の追い詰められる心理が描かれているわけでもない。
何かすげぇ事実が明らかになっていく話でもない。
読者が「やられた。。」と唸るよなドンデン返しがあるわけでもない。
ただただ、ある虐待を、始まる前から最後まで主人公の目を通して語っているだけ。
オチはない。
こんなことすればこうなるだろうという当たり前の(そしておぞましい)結末が待ってるだけ。
で、その結末に至ったところでそれだけ。
その結末を見せ付けられるだけ。不快指数MAX
コンクリート詰め殺人事件を目の前で見せ付けられ何もできずにいるような・・・・
後味が悪くなる№1の小説だったよ


748 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 14:24:54
隣の家の少女は実際の事件を元にして書かれてるからね・・・。
実際の悲惨な事件を犯人マンセーしたりヒーロー気取りで解明していく小説とかよりは
うまい言い方が思いつかないけど、好感が持てると言うかなんというか・・・。
こんな悲惨な事件があったのか・・・って
読者を暗い気分にさせるのが作者の目的なのかな?と思う。

750 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 15:29:45
>>747
あれワイドショーやこういうスレを娯楽としてみる事の醜悪さを
突きつけられるような後味の悪さがあったなー
妙にリリカルできれいな部分もあるんだよね

「評判を聞いて読んだけどこんなもんか」的感想をどこかで思ってしまった事自体に
凹んだ


761 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 19:29:26
「隣の家の少女」の後味の悪さは虐待の酷さだけでなく、
主人公の少年がヤバい状況を認識しつつもなかなか少女を助けようとしない
やっと行動に出たと思ったら時既に遅し、という所にもある

読者は主人公の少年に感情移入するから、虐待を目の前にして何もできずにいる少年に対して
「なにやってんだ、早く助けろよ」って苛立を覚えるし、結局少女を助けられないことに読者自身も
罪悪感とか後悔を強烈に感じるんだよね


762 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 20:05:52
元の事件の方をうろ覚えでよければ。

アメリカのとある家で、しばらく少女二人を預かることになった。
預かっている間は養育費が払われるはずだったのに、支払いが滞る。
腹を立てた里親?の女性が息子や近所の少年達をけしかけ姉を性的虐待
(性器を蹴られたり物を押し込まれるような種類で強姦はされていないが
検死時に腫れあがって無残な状態だったとある)。
姉は足の不自由な妹が人質なので逃げられない。
虐待は次第にエスカレートして少女は死亡。
遺体の下腹部に「私は売女です」などと皮膚に刻まれて発見された。

少女の妹はぎりぎりのところで助けられ、結婚し家庭を持つようになるが
数十年後、主犯の女が出所し病死したニュースを聞いて
「忌々しい婆さんが死んだ、私は満足だよハハハ!」
と実母へ手紙を送ったという。

皆がぼかしたがるのは口にするのも嫌だからだと思う。


763 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 20:14:34
だいたい>>762が書いてくれてるもとの事件と同じ感じなんだけど、
小説の方は、少女が腹に汚い言葉を焼いた針で刻み付けられて、
醜い火傷跡を残されたあとに、虐待の主犯の女が「この子を欲しがる
男なんてもういないんだから、この子に欲望があったら可哀想だ。
だからその元を焼いてしまおう。」とか言い出して、
少女のクリトリスに焼けたコテを押しつけ焼いてしまう。
(当時は「女の欲望の元はクリトリス」みたいな迷信があったのかも。
一部イスラム地域でも似た様な考えがあったらしいし。)
その夜、少女は死んでしまう。

765 名前:隣の家の少女のモトネタ事件1 :2010/07/27(火) 21:03:05
通報を受け、16歳の少女シルヴィアが発見されたのは1965年10月。
警察が家に到着した時、シルヴィアは地下室のマットレスの上に横たわっていた。
彼女は尿でずぶ濡れになったベットに半裸で横たわっており、
その身体には無数の傷痕、火傷で覆われていた。そして彼女の腹部には
「i am a prostitute and proud of it(私は売春婦、そしてそれを誇りに思う)」
と刻み込まれていた。

この家の所有者、中年女性のガートルードはこうなったいきさつについて、こう説明した。
シルヴィアは、妹のジェニーとともに夏の間この家に泊っていたが、家を勝手に抜け出し
数人の少年たちに襲われ、家についた直後に死んだ。彼女は自らこの結果を招いたのだ、と。
しかし、妹のジェニーの話は違っていた。


766 名前:隣の家の少女のモトネタ事件2 :2010/07/27(火) 21:04:20
ガートルードは家を守りながら7人の子供を同時に扶養していた。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイでソーダを売ることと
前夫からの養育費で生計をたてており、食事は缶詰のスープでしのいでいた。
1965年7月、ガートルードは週給20ドルで LIKENS夫妻が旅行に出ている間
ベビーシッターとして夫妻の子供達(姉シルヴィアと妹ジェニー)を預かることになった。

そんなある日、最初のベビーシッターの料金が振込み期日より遅れる。
腹が立ったガートルードは「タダであんたの淫売をなおしてやる!」と叫び
振込みが遅れてることを理由に姉妹に暴力を振るうようになった。
翌日料金が振り込まれても暴力が止むことはなく、武器は素手からオール、ベルトから
木の板と残虐行為はエスカレートしていく。

繰り返される暴力は、しだいにシルヴィアだけに集中していくことになる。
ガートルードは自分の子供二人(当時15歳のポーラと12歳のジョニー)に
虐待を手伝わせていたが、近所に住む子供を引き入れ暴力が凄まじいものになっていく。
ある者はシルヴィアをサンドバッグとして扱い
ある者は何度も何度もコンクリートの壁にシルヴィアをたたき付け
ある者は階段上から叩き落とし、ガードルートに命じられるまま
シルヴィアの肌に150回以上に渡ってタバコの火を押し付けていた。

シルヴィアがある夜 マットレスの上で失禁した。
この日から地下室は監獄になり、食事を奪われ自分の尿と便を食することを強いられた。
そして裸にされ、はやしたてられ無理矢理膣にコーラの壜を差し込まれた。
さらにシルヴィアは熱く焼けた針で、ガートルードが腹部に単語を刻み込まれる。

なんとか隣人の注意を引こうとしたシルヴィアだが、
コンクリートの床に打ち倒され死亡。

※ガートルードは裁判で終身刑の宣告を受けたが、1985年に仮釈放された。


767 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 21:11:21
シルヴィアは美少女だ・・
http://www.youtube.com/watch?v=5P7XXAiBXpw
http://mylifeofcrime.files.wordpress.com/2010/01/sylvia-gertrude.jpg

映画化になってたりしたんだね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B003N7A1VK/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=561958&s=dvd


768 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 21:27:46
>>766
酷すぎるな
親にしてみれば、百回殺しても殺したりないだろうな

769 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 21:42:34
>>768
よく見たら親もDQNっぽい。

>旅芸人一座の労働者であったレスター、ベティ・ライケンス夫妻の子供として誕生した。
>ライケンス夫妻の結婚生活は不安定で、一家は頻繁に引越しをしていた。
>シルヴィアはしばしばよその家に下宿したり、強引に親戚の家に預けられたりした
>なお、シルヴィアは、14もの住所を転々としていた。
>1965年には、祖母が万引きで逮捕、拘留されたために、インディアナポリスで母親と一緒に生活していた
>またガートルードの「娘を正してあげる(straighten his daughters out)」という言葉に勇気付けられた[5] 結果、
>レスターは週20ドルで娘たちを下宿させてもらうことに合意したのだった。

「親がバカンスに出かける間に子供預けた」んじゃなくて、ドサ周りの間は子供預けっぱなしにしてたようだ。
たいして知らないやつに「娘を矯正してやる」と言われて金払って預ける親ってのは…


770 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/27(火) 22:21:49
虐待する位なら追い出せよと思うんだけど
金づるだからそうもいかなかったんかな。

ふと思ったんだけど。
最近ニュ一スで多い虐待死も、その手の親は
母子加算&子供手当て狙いで絶対手放さないって
話を聞いた事がある。

何れにせよ、子供には罪が無いのにと思うと
後味悪いのを通り越して胸糞悪い話だね。


774 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/28(水) 04:07:08
>>761
それプラス、嗜虐的・性的興奮を持ってしまう事に対する罪悪感(と、追体験)もあるんだよね
たいがい評判を知ってから読むから、ある種の興味本位が自分の中にも存在するわけで
それを突きつけられる。

主犯が単純に悪魔的人物としてじゃなく描写されてるのも後味悪かった


775 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/28(水) 04:19:31
終わりの方で主人公が
虐待の主犯である隣の家の熟女を殺すシーンはちょっとスッとする
その場にいた人々も黙認して事故として処理されるんだよね

ただ、本の最後に後日談があって
隣の家の少年(主犯の息子)が成長してから
連続殺人鬼として逮捕されたって話が出てくる
後味はしっかり悪いw


776 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/28(水) 07:03:58
成る程、単に陰惨な事件というだけでなくそれに対する自分の感情までも含めた
後味の悪さなんだね。分析面白かったよ。

777 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/28(水) 11:13:45
>>770
契約で預かってたという事もあるんだろう。
追い出したら違約金を払わねばならないだろうし。

 

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