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396 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/20(金) 21:32:24
古典だし童話だし、誰もが知っている話だけれど、「人魚姫」は後味悪い。

15歳の誕生日、海面に浮かび上がった人魚姫は、嵐に逢って難破した王子を助け上げ、恋をする。
王子に逢いたい一心で、魔女に救いを求めた姫は人間になる薬をもらう。
しかしその対価として声を失い、尾びれと引き換えに得た足で歩くには
一歩ごとにえぐられるような痛みを伴うという。
しかも王子が別の女性と結婚すれば、人魚姫は海の泡となって消えてしまうのだ。
人魚姫は苦しみよりも王子との再会を選んだ。

王子と再会した人魚姫は、幸い王子と同じ宮殿で暮らすことになる。
しかし誤解から、王子を嵐から救ったのは別の女性であることになってしまい、
王子はその女性との結婚を決めてしまう。
人魚姫の姉妹たちは彼女を案じ、自分たちの美しい髪の毛と引き換えに
魔女から短剣を貰い、それを人魚姫に託す。
それで王子を刺し殺せば、人魚姫は元の姿に戻れるという。
逡巡した人魚姫は、しかし王子を殺すことはできず、自ら海の泡になる事を選んだ。
海へ身を投げた彼女は泡に身を変え、空気の精となり、天へ召されたのだった。

これだけでも充分だが、アンデルセンさんが実は喪男で、女に対する呪詛を
作品に盛り込んでいるという事を知るとわりと後味悪さが倍増。

 

完訳アンデルセン童話集 2 (岩波文庫)
完訳アンデルセン童話集 2 (岩波文庫)
人魚姫(絵本)
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