ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その115 » 死刑囚の呼鈴(伊藤潤二)

399 名前:1/2 :2010/08/21(土) 00:34:20
伊藤潤二の漫画。
ある家族がドライブ中に暴走族に襲われる。妹が隙をみて逃げ出し民家に駆け込んで通報。
しかし父と弟は惨殺され兄は重傷。母は意識不明。
裁判のときに見た主犯の男は反省の色もなく笑みすら浮かべていた。主犯の男には死刑判決が下った。
それから被害者の家に主犯の男から反省と事件の事を詫びる手紙が届くようになる。
怒りをあらわにした兄は手紙を差し止めるよう連絡する。

400 名前:2/2 :2010/08/21(土) 00:35:37
すると、夜中に主犯の男を名乗る男から電話がかかってくる。
「許してほしい。今からそちらにお詫びにうかがいます」と。
インターホンが鳴った。扉を開けるとあの男が立っていた。
兄妹に詫びながら許しを請うと煙のように消えてしまった。
刑務所に問い合わせても男は留置所の中にいるという。
男は毎晩訪れ兄妹は精神的に追い詰められていった。
ある時兄が土下座する男の頭を踏み潰した。頭は豆腐のようにベチャッと潰れた。
それでも「許してください」と言う男に松葉杖で殴りグチャグチャにする。
狂ったように男を殴り続ける夜が続いたがとうとう耐え切れなくなり兄は自殺してしまう。
「心の底から許してもらえるまで何度でも来る」そう語る男に妹もバットで殴りかかる。
地獄のような月日が流れ遂にあの男の死刑が執行された。喜ぶ妹。
しかし死霊となったあの男がまたやってくるのではないだろうか。
夜中、インターホンが鳴った。バットを構えドアを
開けるとそこに男の姿はなく、
その後二度と現れることはなかった。

 

闇の声 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
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