ホーム » 小説 » 小説/か行 » ガブリエル・アーネスト(狼少年)(サキ)

836 名前:サキ短編3つ :2010/10/06(水) 17:33:04
<2>ある日主人公の青年は、裏山で裸の少年に出会う。
少年は狼の化身だった。犬歯を見せて獰猛に笑い、俺は人も食うと主人公を威圧する。
実際に、二ヶ月前に起きた村の子供の失踪事件も、彼の仕業のようだ。
逃げるように村に逃げ帰った主人公だったが、翌日隣家の婦人が
服を見せた狼少年を連れて「捨て子みたいなのよ」と説明してきた。
主人公は婦人に騙されていると告げるが、冗談と思われてしまう。
その更に翌日、隣家の子供が川で失踪した。同時に狼少年も姿を消している。
川べりには狼少年の服が脱ぎ捨てられていたため、おぼれた子供を
助けようとした狼少年が、助けようと川に飛び込み、一緒に流されたのだと噂された。
狼少年は勇敢な行為を称えられ、村で英雄扱いされた。専用の墓も立てられた。
だが主人公だけは、その墓に向かって祈る気にはなれなかった。

841 名前:本当にあった怖い名無し :2010/10/06(水) 21:07:06
>>836
ガブリエル・アーネストですね

サキはブラックユーモアだから後味悪いとは違うかもしれないけど、
登場人物が全員底意地が悪くていいよね

 

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