プリズム(貫井徳郎)

137 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/14(木) 19:08:27
何t5尾無く『プリズム』という小説を思い出した。
最初と途中をチラホラと最後の部分しか読んでないけど知ってる限りで書く

一人の女性小学校教師が自宅で絞殺された
被害者の生徒だった子供たち4人が、犯人を見つけ出そうとする
子供たちは独自に得た情報から犯人を推測し、やがて一人の男性教師が犯人だという結論にいたった
被害者は何者かから贈られた薬物入りのチョコを食べており、
男性教員には「薬物を使って児童への暴行未遂」という表沙汰になってない過去があった
子供たちは男性教員に対して「お前が犯人なんだろ?」的な態度をとるが、警察に通報するまではしなかった

その後、視点が子供たちから男性教師へシフトして、
男性教師本人は「あの子達は俺を疑っているようだけど、俺は彼女を殺していない」と独白する
彼は独自に真犯人を探し、やがて同僚の女性教師が犯人だという結論にいたった

その後また視点が変わり、今度は男性教師から疑われたその女性教師へと視点が変わる
彼女もまた犯人を捜し求め、やがて主人公(最初の章の子供たちの一人)の父親が犯人だという結論にいたった
(被害者と父は不倫関係にあった)
彼女は主人公の父を呼び出し、そこでこれまで得た情報から「あなたが犯人なんでしょう」的な話をして立ち去る

最後に主人公の父に視点が代わり、父も独自に犯人を捜す
最終的に主人公達数人の小学生が犯人だという結論に行き着き、帰宅した父は、
はしゃぐ息子の後姿を眺めながら「本当にお前が、お前達がやったのか・・・?」と心の中で問いかける
終わり


138 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/14(木) 19:53:06
>>137
結局犯人は誰だったん?

140 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/14(木) 20:14:05
>>138
すまんそれが分からん小説らしい。それぞれの登場人物たちがお互いが犯人だと思いあって終わりっていう話
多分真犯人は別にいるけど、主役達は誰一人そのことに気が付いていない

 

プリズム (創元推理文庫)
プリズム (創元推理文庫)