ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その120 » サハラ 女外人部隊/ボーテンレガー(平野仁)

770 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/06(日) 00:33:28.36
コンビニ廉価版で見て思い出した「サハラ~女外人部隊」(原作はかの小池一夫)

60年代のアンゴラ戦線を舞台に過去も国も捨て、命と貞操を賭けて戦う女達の物語で
部隊の女達は隊長ヒステリーカをはじめ皆重い過去を持っている。
中でも副隊長ボーテンレガーの過去は後味悪い。

話はボーテンレガーが生まれる前、両親が東ドイツからベルリンの壁を越える所から始まる。
妻は無事壁を乗り越えるんが夫は失敗、「いつか必ず会いに行く」との言葉を残し二人は離れ離れに。
妻は南アメリカのアルゼンチン領の辺鄙な島に流れ着き、
そこでボーテンレガーを生み育てる。いつも海に来ては父がいつか必ず迎えにきてくれると聞かせていた。
その内父と再会することなく母は死亡、その後もボーテンレガーはまだ見ぬ父を思い暮らしていた。
やがて成人したボーテンレガーは島の基地にいる軍人と知り合い結婚、男児をもうける。
ボーテンレガーの身の上を聞いた男は「必ず君の父親を見つけてあげる」と言っており、
ついに数年後、夫は父を島に呼び寄せる事に成功。父と娘は抱き合い喜びの涙を流す。
しかし次の瞬間、夫は父親に銃を突き付け手錠をかける。
実は夫の正体はイスラエル軍人でボーテンレガーの父親は元ナチス、
その為ずっと彼女の父親を追っていたのだった。
しかしなかなか尻尾が掴めないので娘であるボーテンレガーを利用しておびき寄せたのだ。
父親はイスラエルに送られそこの軍法裁判にかけられ死刑は免れない運命。
呆然として動けないボーテンレガーに夫は「薄汚いナチスの娘め。
俺にはイスラエルにちゃんと妻子がいる。しかし息子は俺の子でもあるから
イスラエルにつれて帰ってしかるべき教育を受けさせる」と
ボーテンレガーを捨て息子を奪い立ち去る。
その後ボーテンレガーは息子をこっそり見に行くんだけど幸せそうだったので
そのまま身を退き、外人部隊に入ったという話だった。

ちなみにボーテンレガーはデブで不細工なおばちゃんみたいな容貌(性格は良い)
騙された上に息子も父も奪われたボーテンレガーが可哀相なのはもちろん、
ナチス憎しとは言えそこまでするか!?な夫の執念が恐かった。


773 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/06(日) 01:44:13.42
>>770
ヒステリーカって名前がインチキっぽくて笑った

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