ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その122 » 革命家の午後(松本次郎)

441 名前:1/3 :2011/06/15(水) 02:33:00.95
最近俺の行きつけの板にネトウヨがわいてて困ってた時に思い出した昔読んだ漫画

『革命家の午後』
舞台は一昔前のイギリスかどっかっぽい。主人公は中々芽が出ない小説家志望の女性
ある日、借家暮らしの主人公のお隣さんであるエマという女性が自殺する
エマは変人でちょっと頭おかしい感じの人で、
生前「私は素敵な夢を見ることができるが、この世界は悪夢でしかなく、悪夢から覚めるためには死ぬしかない」とか
色々わけ分からんこと(うろ覚え)を喚いていた
エマには主人公以外の身内がおらず、借家の大家はエマの部屋の片付けを主人公に押し付ける

主人公がエマの部屋の片付けをしていると、エマの弟を名乗る青年がやって来る
青年は主人公をエマだと誤解しており、主人公は自分をエマと偽って青年に接することになる
青年を持成し、話している内に、青年が革命を夢見るテロリストであることが分かる(エマもテロリストで内通者)
青年は政府の要人を暗殺する計画を立てていた
つづく


442 名前:2/3 :2011/06/15(水) 02:35:16.86
つづき
その夜、青年は悪夢に魘されて目を覚ます
ベッドの傍らには何故か下着姿の主人公が佇んでおり、「あなたは私の知り合いに似ている」と言い、
かつてエマが言っていた話を青年に語り、「革命など諦めて、私と一緒に逃げよう」と言った

翌日、青年は要人暗殺へと向かうことになる
主人公は「生きていたら戻って来い」的なことを言って青年を見送る
昨日青年が来たためにエマの部屋の片付けを中断しており、主人公は大家に怒られて大慌てで片付けを再開する

青年は要人に向けて発砲するが、暗殺は失敗に終わる。警官に追われながら、青年はエマの名を叫ぶ
それと同時刻、主人公はエマの部屋の片付けを終える

青年は銃弾を体に受け、人気の無い路地をフラフラと一人さ迷いながら、エマ(主人公)に想いを馳せていた
やがて「エマと一緒に生きていたい」と呟き、エマの部屋へと向かう
青年がエマの部屋の扉を開けると、そこは片付けられて何も無い空き家だった
つづく


443 名前:3/3 :2011/06/15(水) 02:36:34.87
つづき
丁度そこを訪れた大家は、エマが二日前に自殺したことを青年に告げる
わけが分からなくなった青年は、昨夜主人公が語った
『この世界は悪夢でしかなく、悪夢から覚めるためには死ぬしかない』という話を思い出す
世界が悪夢にしか見えなくなった青年は、涙を流しながら「エマ、君のもとに向かうよ」と拳銃自殺してしまう

同時刻、主人公はタイプライターで小説を書いており、聞こえた銃声に「集中できない。どこの馬鹿だ」と苛立った
その直後、電話が鳴る。出版社からの電話であり、主人公は自分の書いた小説が雑誌に載るのだと告げられる
主人公は「まるで夢のようだ」と大はしゃぎした
タイプライターにセットされた書きかけの原稿には“悪夢はいつも私の背後に渦巻いている。
ただ、私は振り向かないだけだ”と書かれていた
終わり

 

革命家の午後 (Fx COMICS)
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