実験室KR-13

260 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/17(土) 05:58:52.49
今さっき観た映画『キリングルーム』(邦題は実験室とかなんとか忘れた)
30年前にアメリカのCIAが実際に行っていた洗脳実験(当時の大統領が廃止させたらしい)を元に
創作されたフィクション映画
観たそばからうろ覚えだけど忘れないうちに書く

9.11後のアメリカ
主人公は政府の機関(?)か何かに勤める優秀な若者
ある時、主人公は尊敬している上司・マザー(名前忘れた。実験中はこう呼ばれてた)から呼び出され、
ある実験の録画映像を見せられる
それは、数人の男女を一つの個室に監禁し、様々な手段で彼らの精神を削って追い詰めるという実験だった
主人公は顔を顰め、「こんな実験は違法だ」とマザーに訴えかけるが、
マザーは「人間の精神の果てを見るための実験」だと言う

療験バイト(新薬などのテストモデル)の募集に応募し、大きな施設に連れてこられた被験者4人
Aは行動力のある若い男性、Bは経験豊富で思慮深い三十代くらいの男性、Cは臆病そうな若い男性、主婦D
マザーは「この実験は四段階に分かれており、今から第一段階を始める」と4人に説明し、突如Dを殺し、残った3人を監禁する
Aは怒り、Cは部屋の隅で蹲るが、Bは冷静に状況を推理して脱出の方法を探る
すると、通風孔の向こうから何やら話し声が聞こえ、それは異国の言葉であり、Aは「犯人はアルカイダ」と推測する
以前この部屋に監禁されていたであろう何者かが壁に「助けて。12月25日」というようなメッセージを刻んでおり、
それを見たAは「わざわざ聖夜に。やはり異教徒が犯人」と主張する

マザーの部下である観察者側は監視カメラとマイクで被験者達の様子を全て把握しており、
状況に応じて様々なアプローチを仕掛けて被験者の思考や行動を誘導する
外国人の話し声や壁の文字もその一つだった


261 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/17(土) 05:59:14.72
クイズが書かれた一枚の紙切れが部屋に投下され、「正解から最も外れた者を処刑」と書かれていた
Bは他の二人に「三人で同じ回答をしよう」と提案するが、Cが土壇場で一人だけ違う回答をする
しかし、何故かAが処刑されてしまう。
Aと信頼関係を築きつつあったBはショックを受け、「裏切り者」とBを罵って殴る

実は主人公が見せられていた録画映像はたった3時間前に録画されたもので、BとCは今も監禁状態であることが分かる
二人を助けられないかと主人公は思案するが、そんな主人公を見たマザーは「昔の私に似ている」と言う
主人公は与えられた資料から既にこの実験の本質を理解しており、「この実験の本当の目的は“細胞死”」と指摘する
(多細胞生物の体内の劣った細胞が自ら死滅し、優秀な細胞を生かそうとする事らしい)

その後、必然的にBかCのどちらかが死ななければならない状況に追い込まれる
時間が迫り、Cは部屋に投下された銃をBに渡し、この実験施設から逃げるよう指示する
だが、Bは「僕には出来ないが、君ならきっと」と言って拳銃自殺を図る
しかし、銃は空砲であり、観測者達はCを処刑し、Bを拘束する

「20人の米国人がいれば、うち一人は他者のために死ねる素質がある。人間兵器に成れる逸材なんだよ」とマザーは言う
この実験の真の目的は、人間を洗脳してテロリストを作り出すことだった
(Bが一人だけ違う回答をしたのは裏切りではなく「自己犠牲」であり、そのことを見抜いたマザーはBを生かしてAを殺した)

Bは別の部屋に再び監禁される
その部屋にはBとは別のグループとして実験に参加し、Bと同じ様に勝ち残った者達が居た
実験の第二段階は、第一段階を勝ち抜いた者同士で行なわれるものだった
終わり


262 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/17(土) 06:05:41.61
>>261
>Bは他の二人に「三人で同じ回答をしよう」と提案するが、Cが土壇場で一人だけ違う回答をする
>しかし、何故かAが処刑されてしまう。Aと信頼関係を築きつつあったBはショックを受け、「裏切り者」とBを罵って殴る

BとCを間違えた
Cが提案してBが違う回答をする
CがBを殴る


267 名前:本当にあった怖い名無し :2011/09/17(土) 12:35:28.65
>>261
間違ってるのそこじゃなくて
“その後、必然的にBかCのどちらかが死ななければならない状況に追い込まれる”
以降BとCが全部逆になってないか?
気弱な黒人キャラのCが、別の答えを言った人であり生き残った人でもあったはず。

 

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