ホーム » 小説 » 小説/か行 » 輝く断片(シオドア・スタージョン)

918 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/08(土) 23:55:53.55
アメリカの作家、セオドア・スタージョンの「輝く断片」という短編。

あるところに醜くて仕事もできず皆に蔑まれている男がいた。
仕事場では馬鹿にされ、友達も、顔見知りさえもいなく、いつも一人ぼっち。
そんな男がある日、行き倒れの女を見つける。
女は、腹部に大けがを負っており、顔もめちゃくちゃに殴られ、瀕死の状態。
男は女を部屋に連れて帰り、手術めいたことや治療を施し、食事を与える。
その甲斐あって女は徐々に回復し、自分はとんでもないあばずれ女で、
今回もやくざとトラブルになった末、暴力を振るわれて捨てられたのだと言う。
女は、そんな自分に優しくしてくれたのは男だけ、これからは絶対にまじめになると言う。

だが男は、男は「全部おれがやる」と言い、女が回復しても何一つさせようとしない。
女が食事を作って男の帰りを待っていても激怒する。
恩やありがたみは感じているものの、そんな男に愛想を尽かした彼女は部屋を出て行こうとする。
出て行ってもまた会いにくるし、友達になりましょう、そう言う女の頭を男は殴る。
床に崩れ落ちる女。
そしてまた男が女を治療するところからやり直し。

 

輝く断片 (河出文庫)
輝く断片 (河出文庫)


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