WATCHMEN ウォッチメン(アラン・ムーア)
-
626 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/27(火) 13:24:49.25
- 流れも読まずに投下。ある映画化もされた漫画の主人公の話。
幼少期に娼婦の母親から虐待を受け、引き取られた孤児院でもいじめを受けていた主人公は
成長した後、服屋で住み込みで働いていた。
主人公はある日、店にウェディングドレスを注文した女性が多くの人々の目の前で暴漢に襲われ
誰も止めるどころか警察すら呼ばないまま、結局強姦され、殺害されたことを知ると
「見てるだけの奴ばかりじゃないか」とヒーローになることを決意する。ヒーローになった主人公は、その後知り合った相棒のAとともに
マフィアのボスを逮捕したり、刑務所の暴動を止めるなどと活動していた。
ある日そんな二人は娘が売春宿の女主人に誘拐された両親から助けを求められた。
助けに向かう二人だが行ってみると少女は売春宿の生活にハマりきっていて帰ろうとせず
またその売春宿の女主人はAの元恋人であった。
-
627 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/27(火) 13:26:25.96
- しかし未成年の少女に売春をさせた女主人を許せない主人公は女主人を殺そうとする。
しかしAはこともあろうに主人公を殺害しようと、建物の天窓から主人公を突き落としてしまう。その後一命を取り留めた主人公はその後一人でヒーローとしての活動を続ける。
ある日、娘を誘拐された両親から娘を助けてほしいと依頼された主人公。
二人に絶対に助けると約束し、なんとか犯人の居場所を突き止め、単身そこに向かうが
そこには二頭の犬が餌を食っているだけで犯人も少女も見あたらない。
しかし使われたばかりの血塗れの包丁と切り裂かれた衣服を見て悟る。
犬の餌だと思っていたものはバラバラにされた少女の遺体だったのだ。
ついに主人公は発狂。犬とその後戻ってきた犯人を惨殺する。その後主人公は人々にヒーローとしてではなく、狂人として知られるようになる。
本編は主人公が発狂した後で、Aが主人公を殺害しようとした話も
映画化するときに作られた前日談のゲームの話だけどここまで不幸な主人公も珍しい…
本編もひたすら主人公が報われないまま終わる話だからなあ…
-
630 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/27(火) 15:08:38.64
- ウォッチメンのロールシャッハ