ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その128 » 宇宙船ペペペペランと弱虫ロン(谷川俊太郎)

521 名前:本当にあった怖い名無し :2012/02/10(金) 23:53:18.34
谷川俊太郎のうちゅうせんぺぺぺぺらん

随分昔に読んだのであいまいなところもあるけど
あるとき町にへんなおじいさんがやってくる
で、その町の子供たちに昔話とも未来の話ともただのホラ話ともつかない
宇宙船ぺぺぺぺらんの話をする
宇宙船ぺぺぺぺらんには27人の子供が乗っている
なんか新天地を求めての移民だったか、重要な任務だったか失念したけど
何年もかけて別の星を目指している宇宙船だった
子供たちはやがて大人になり13組の夫婦が誕生した
だけど弱虫のロンという少年だけは独身のまま
ある時、宇宙船に隕石がぶつかって船体に大きな穴が開いてしまった
修理するためには船外に出なければいけない
誰もが修理を嫌がったけれど、弱虫のロンだけが修理を買って出る
泣きながらも無事修理を終えるロン
その直後、宇宙船はロンを船外に残したまま飛び立ってしまう
宇宙に残されたロンは気が狂ってしまった

そんな歌をうたっておじいさんは消えてしまった
話を聞いていた子供たちは半泣きになって、いつの間にか当たりは暗くなり
だけど夜空には一番星が輝いていた
どこからか子供たちを呼ぶお母さんの声が聞こえた

そんな話


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