ホーム » 小説 » 小説/な行 » 人間の証明(森村誠一)

532 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/21(木) 22:27:34.69
有名だけど「人間の証明」
複数のエピソードが絡み合って一つに収束していくんだけど割愛して本筋だけ。

話は都内のあるホテルのエレベーター内で黒人青年が死亡するところから始まる。
ボロボロの古い子供用の麦わら帽子を抱えていた彼が来日した目的は実の母に会うためだった。
彼の母親は人気女優のA。歳をとってなお美しく永遠の清純派と呼ばれ夫は実力派の政治家。
一見順風満帆で何の問題もない彼女だが、実は戦後GHQに集団暴行を受けた過去があった。
直後助けてくれた黒人兵Bと恋に落ち子を設ける。
しかしBに帰国命令が下りAは正式に結婚してアメリカについていこうとしたが
親に大反対され無理矢理嫁がされる。
Bと息子に申し訳なく思いつつ、夫はAの過去を優しく受け入とめ、
いつしかAは二人の事を忘れていく。
Aは「きっと二人はアメリカで私の事なんか忘れて幸せに暮らしている」と思いながら。
一方Bと息子のアメリカでの生活は苛烈を極めていた。
差別や貧困、「いつか必ず母が迎えに来てくれる」事だけを拠り所に生きていたが
Bはやがて酒浸りになり体を壊してしまう。
それでも最後に息子だけにでももう一度Aと会わせたいと
大金持ちの車を狙って当たり屋をやらかし結果死亡、息子の来日費用を作った。
Aは消し去った過去である息子(冒頭の黒人青年)が 突然現れた事、
自分の予想に反して二人が悲惨な生活を送っていたことに混乱し
保身のために夫の事務所近くのホテルに青年を呼び出し殺害。
しかし青年は死んでおらず、それでも母の罪を庇うため一人現場を離れようとして途中で事切れたのだった。
抱えていた麦わら帽子はかつて三人で避暑地を旅行した時青年が母に買ってもらったものだった。


537 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/22(金) 00:05:22.04
>>532をテレ東系でドラマ化した時のオリジナル設定?も後味悪かった
ちなみに時代設定は現代
黒人青年殺害事件を捜査する事になった刑事Aはかなりのアメリカ人
嫌いで被害者に対しても偏見気味で同僚も困惑
Aは少年時代沖縄で両親と平穏に暮らしていたがある日突然母親は失踪
米軍基地の兵士と恋に落ち駆け落ちしたのだった
父親は息子と共に米軍基地で手がかりを捜そうとしたが米軍達の
格好のリンチの的になってしまう
Aは他の米軍達に「僕のお父さんを助けてと哀願するが」無視し
リンチされている父親を見てゲラゲラと笑うだけ
父親はそのリンチにより死亡したが米軍達にはお咎めは全く無し
それ以降Aはアメリカ人によって両親を奪われた事によりアメリカ人を憎むようになった
(その後は公平に捜査して事件解決した後に失踪した母親が過去の事を
懺悔しにAの元へ現れて一応ハッピーエンド?だけど)

538 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/22(金) 00:22:37.42
そういや映画の方の人間の~は森村本人がチョイ役で出てた気がする

542 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/22(金) 12:12:59.65
>>537
改行のおかげで『かなりのアメリカ人』って何かと思って数秒考えたwwwwwwww

558 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/23(土) 02:52:15.53
>>537
竹之内豊、松坂慶子のものだよね?
伏線が回収されても後味悪かったなあ

 

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