RULE of ROSE

908 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/13(月) 01:12:31.73
ちゃんとすべての過去ログ見たわけじゃないんだけど、Rule of roseってもう紹介されたかな?
文章下手なので読みづらいかもわからん

Rule of roseはホラーゲームで、気味の悪い「妖精さん」やら「人魚」なんかが襲ってくる
ただホラーゲームっていうと大体主人公以外の人間はいないのが普通だけど、
このゲームはちゃんと他のまともな人間がいる
だけど主人公は無視されてるので、結局頼れる助っ人は相棒のわんこ以外いない

主人公は19歳の女の子で、ひょんなことから古ぼけた孤児院に迷い込んで、出られなくなってしまう
そこで最初に偶然わんこに出会い、このわんこを使ってものを探したり、戦ったりする
このわんこは唯一の協力者であり、癒しw
デメントとかもわんこが味方だけど、あんなかんじ
孤児院ではそこにいる女の子達(12歳くらい?)が「薔薇の掟」とよばれる貴族ごっこをしていて、
それぞれ位が決まっていた(男爵や公爵など)
位が低い女の子は、高い女の子に貢物をしなきゃならないんだけど、
新入りである主人公は一番下っ端扱いをされ、貢物をしなきゃいけないし、
粘着質ないじめを受けるなど散々な目にあう(このいじめがまたほんと陰湿で、無理やり虫食わされたりとえげつない)
ただ、この薔薇の掟でカースト最上位にいるっぽい「お姫様」のウェンディだけは、なぜか主人公に優しくしてくれる


909 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/13(月) 01:13:25.73
ゲームが進むにつれ、実は主人公は昔この孤児院で生活していて、
ゲーム中の出来事は過去にあった出来事を元にした妄想の世界だったことがわかる
昔孤児院で、主人公は他の女の子とはなじめなかったが、ウェンディだけは特別仲がよかった
だけど主人公は偶然納戸に捨てられていたわんこを拾ったことで、
わんこというウェンディ以外の初めてのお友達ができる
わんこを可愛がって自分を見てくれない主人公に女の子特有の独占欲、嫉妬心を燃やしたウェンディは、
孤児院で「薔薇の掟」という貴族ごっこをはやらせ、他の子を使って主人公をいじめることにした
女の子達に異常を感じた孤児院の先生は出て行ってしまい、
ウェンディはとうとうわんこを貢物として主人公から取り上げ、嬲り殺してしまう
その後色々あって孤児院の女の子達は主人公以外、孤児院に侵入した異常者に殺されてしまい、
難を逃れた主人公は記憶を失って保護され、19歳になってまた孤児院に戻ってくることになる
過去をめぐりすべてを思い出した主人公は、何故か孤児院に来たばかりの過去に戻る
納戸に行ってわんこに出会うが、主人公はもう大切な相棒が奪われないよう、
わんこに鎖をつけて納戸に閉じ込めてしまうことにした

主人公は無邪気だけど陰湿な行動をする女の子達と比べ、いつも被害者でまともな思考回路だった
ところが最後に「私がずっと守ってあげる…」といいながらわんこを閉じ込める主人公は、
強引に主人公を自分だけのものにしようとしたウェンディにとてもよく似ていて、ブルータスお前もかって感じで後味が悪い
というかこのゲーム、全体的に女の子特有の独占欲、集団でだんだんエスカレートしていくいじめ、
友情を超えたほんのりとしたレズッ気なんかがとてもうまく表現されていて、ホント気持ち悪い
中ボスキャラなんかも現実でいた子で、おなかが膨れてゲロ吐きまくる人魚は、
先生に孕まされて中絶する子の暗喩だったりする


912 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/13(月) 09:34:57.42
>>909
「こうしておけば犬ももう逃げられないし取られないよねwww」
っていうダークで彼女の精神病は一生治らず
また繰り返すんだろうなっていう暗い未来を暗示してるみたいだよね

でもどこかで実はあれハッピーエンドなんじゃないかって
解釈を読んだ気がする


916 名前:本当にあった怖い名無し :2012/08/13(月) 15:37:21.26
>>908
乙乙!書きたいけどごちゃごちゃしそうで書けなかったんだよねー!

犬を閉じ込めるエンドは、ずっと犬だけがゲーム中の唯一の味方、親友で
手助けしてくれる存在だから後味の悪さがハンパない。

 

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