ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その133 » 菊川近子の短編

937 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/17(月) 15:17:18.32
グロホラー少女マンガでおなじみの「菊川近子」の短編。

主人公はアメリカ育ちで最近日本に来た帰国子女。同じような環境で育った同じ年の従姉妹もいた。
帰国後に二人は別々の高校へ転入するものの、しばらくして従姉妹が自殺。
授業中に教師やクラスメートを振り切って教室の窓から飛び降りた、という。
どうしても納得できなかった主人公は、従姉妹のいた学校へ転入。
話はここから始まる。

従姉妹と同じクラスに転入し「○○の従姉妹」として受け容れられる主人公。
クラスメートはみんな明るくて親切。
従姉妹が苛めに遭っていたのでは、と考えていた主人公は拍子抜けするくらいだった。
帰国子女なので英語は発音から完璧。すごいわね~!とちやほやされる主人公。
でも従姉妹のことを探ろうとすると、なにか違和感を覚える。

そのうち、じわじわと主人公に苛めが始まる。
最初は「あれ?おかしいな?」程度に物が無くなったりで主人公も気付かない。
やっぱり変だ!と思った段階でも、クラスメートはみんなニコニコしてて親切。


938 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/17(月) 15:19:26.86
昼食時に職員室に呼び出された主人公(体操服が焼却炉で見つかったとかそんなの)が教室に戻ると
食べかけだったお弁当にインクがぶちまけられている。なのにクラス中はニコニコしてる。
気が強い主人公は「なんなの!?誰!?見てたんでしょ!?」とクラスを見回すけど
みんな親切そうな顔のまま笑ってる。その不気味さに教室から逃げようとすると
クラスの全員で笑いながら捕まえられてインク入りの弁当を口に突っ込まれる。

気の強い主人公がふざけんなあああ!的に抵抗して暴れると、ロープで縛られて教室の窓から外に出されてしまう。
ロープの端は生徒が持ってる。
帰国子女とか生意気。英語の発音がよくて先生に褒められてムカつく。しゃべり方もムカつく。
泣いて謝れば許してやるよ、と言われてブチ切れる主人公。
「なにするのよ!こんなことしていいと思ってるの!?」
「あんまり暴れると落ちちゃうよ?従姉妹みたいに」

やっぱり従姉妹は自殺じゃなかった!!と愕然とする主人公。
怖がって泣いて暴れるのが面白かったからよくやってたけど、何回目かで暴れすぎて落ちちゃった、と。
でもこんな異様な事態なのに誰も止めに来ないし、他のクラスの生徒もニヤニヤ見てるだけ。校庭に教師もいたけどスルー。
「学校内のことは全部『事故』だから。死にたくなかったら土下座して謝れ」と囃し立てる中で
悲鳴が起きる。突然出てきた幽霊(従姉妹)がクラスメートたちを追い立てて、どんどん窓から落として行く。
主人公がどうやって助かったのかはごめん覚えてないw

結局その集団落下事件も「事故」で片付けられてしまって、従姉妹がクラスメートに殺されたことも
なにひとつ証明できないまま、主人公は転校していきました。で終わり。


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