ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » しろいはと(不明)

25 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/06(火) 07:15:21.36
幼少の頃に読んだ絵本。
タイトル・作者 覚えていない。
(タイトルは「しろいはと」だった気もするが、違うかも)

主人公はまだ幼い少年。
父は仕事で遠くに行っていて、母親と二人暮らし。
少年は絵を描くのが好きで、特に好んで鳩の絵をよく描いた。
母親はいつもそれを褒めてくれた。
しかし住んでいた町に異変が起こる。
大火事になって人々は逃げまどい、少年は母親とはぐれてしまう。
大人は自分たちのことで手一杯で、少年の面倒など見てくれない。
結局彼は、幼いながらも知恵を絞り、一人サバイバル生活を始める。
そうしながらも、この絵を見たらお母さんが気づいてくれるはず、
と鳩の絵を描き続ける。

少年は幼すぎて状況がわかっていないが、読者にはわかる書き方をされている。
時代は戦時中。町の大火事は空襲によるものだった。
父がいないのは兵役についていて、とうに戦死したから。
母も空襲で死んだが、少年はわかっていない。
知らぬ間に終戦になり、主人公はそれもわからず、
迎えに来る者などいないのに、目印の鳩を描き続けている。
ラストは、行きずりの親子が、地面にひたすら鳩を描く少年を見て、
「あの子は戦災孤児よ」というようなことを言って物語は終わる。


26 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/06(火) 10:12:05.03
>>25
なんかせつないな…

後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...