くせ(中津文彦)

806本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 21:46:17.38
中津文彦より。
小学校の女教師Aは、ふとしたことから虚言癖持ちと分かった女の子Bについて、
B父と懇談する。別れた妻に虚言癖があったこと、
自分は作家で忙しいので普段はBを妹に預けてる旨を伝えるB父。
何度か話し合ううちAはB父に魅かれていく。
ある時Aは初めて直接B父宅に行くが不在。代わりに居た妹とBについて話し合う。
母親のもとにBが預けられず良かったと言うと妹は浮かない顔。
帰り際、先程うちの兄を先生と言いましたね、と妹。作家だから当然だと思い頷くと
「また兄の悪癖だ、本当はガス会社勤めなのに、だから義姉さんにまで捨てられたのよ・・・」

 

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ミステリー傑作選〈24〉頭脳明晰、特技殺人 (講談社文庫)
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