ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その137 » シニカル・ヒステリー・アワー(玖保キリコ)

815本当にあった怖い名無し:2013/02/13(水) 03:35:06.39
イタい幼馴染でもう一つ思い出した、
知ってる人も多いかもしれないが「シニカル・ヒステリー・アワー」。

主人公はナルシストで気が強い小学生の女の子、ツネコちゃん。
ツネコちゃんの幼馴染で常識人のキリコちゃん、気弱で純粋な美少女のののちゃん、
お堅い優等生の学くんなど彼女と彼女のクラスメートが巻き起こす日常のドタバタを描いた、
一話完結の少女雑誌系統のギャグマンガ。

これだけだったら只の他愛ない少女マンガなのだが、
ツネコちゃんの傲慢さや粗暴さ(といっても悪どいわけではなく女の子版ジャイアンのような感じ)
に耐え兼ねたクラスメートがツネコちゃんを集団でハブにしたり、
学級委員に立候補した彼女が本当に委員になってしまわないよう
(途中で「いっそなんでも押し付けられる便利屋に仕立ててしまおう」という感じに計画を変更するが)
共謀したり、ダイエットに協力すると言った名目でツネコちゃんを翻弄しておもしろがったり
風邪をひいて自分は重病にかかったと思い込む
(ツネコちゃんには本や映画のヒロインに自分を投影する癖があって、
 ちょうどその時は最後の一葉っぽいストーリーの映画を見た直後だった)
ツネコちゃんを物陰からこそこそ覗いて別の子の家で皆で笑っていたり、
とにかくどこか意地が悪い。というか黒い。
現代だったらいじめになるんじゃないか、これ。

いくつか前のスレでも「途中から作風が鬱になって後味悪い」
って話題に上ってたけど、私は仲間外れや本人が納得してないいじりを
軽ーく笑える、的なノリで描いているところになにかひっかかるものを感じた
当時(昭和・バブル時代前後)はそういうノリが許される風潮だったんだろうけど
現代に生まれてたまたま古い漫画も置いてあるような旅館で読んだ私にとっては
けっこう後味の悪いものだった


818本当にあった怖い名無し:2013/02/13(水) 05:03:17.53
>>815
コミックスに収録されているゾウの親子の話も
可愛い絵柄と反してかなり後味が悪かった気がする

他にもクラスのアイドル的存在のののちゃんは母子家庭で
父親は若い女と結婚して幸せに暮らしていたり
学級委員長のしーちゃんは面倒見がいいためクラスの面倒事を押し付けられ
疲れて泣いてしまっても同級生はそれを理解せず目にゴミが入ったんだろうとか言われたり
読んでいて少し気分が悪くなるシーンもあるよね

 

シニカル・ヒステリー・アワー (第1巻) (白泉社文庫)(全6巻)
シニカル・ヒステリー・アワー
(第1巻)(白泉社文庫)(全6巻)


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