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3651:2013/04/27(土) 22:55:43.93
映画「トールマン」

舞台は数年前に鉱山が閉鎖され、仕事もお金もない炭鉱の町、コールドロック。
この廃れ行く町では、幼い子供たちが次々と行方不明になる事件が発生していた。
犯人の目的も正体もわからないこの事件に住人は怯え、犯人を「トールマン」と呼び恐れていた。

町で唯一の医師であった夫を失い、夫の残した診療所を切り盛りする女性ジュリア。
彼女はある日、町の唯一のダイナーで通りをふらふらと歩く中年女性を目にする。
中年女性は、幼い息子を「トールマン」に攫われ、精神的に不安定な状態になっている。
ジュリアはそんな彼女を不憫に思い、ダイナーでコーヒーでもと誘うが、
中年女性はジュリアを空ろな目で一瞥した後、彼女を無視し立ち去ってしまう。

その夜、帰宅したジュリアは幼い子どもデビッドを寝かしつけた後に酒を飲み、ソファーで眠ってしまう。
深夜、不審な物音でジュリアは目を覚ますと、デビッドの姿が消えていた。
玄関で何者かに連れ去られるデビッドを目撃したジュリアは、
森の中を傷だらけになりながら「トールマン」と思われる何者かを必死に追跡する。


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しかし、ジュリアは結局犯人を見失ってしまい、力尽きて道路に倒れていたところを
警官に保護され、ダイナーで手当てを受ける。
ダイナーの奥の部屋で汚れた服を着替えていた際に、
これまでに「トールマン」に誘拐された子どもたちの写真が飾られているのを発見する。
また、窓から外を覗いた際に慌てた様子で不穏な会話をする町の住人たちを目撃する。

危険を察知したジュリアは、住人たちの隙を見てダイナーから脱出し、
廃病院のような建物に逃げ込む。そこでデビッドを発見したジュリアだったが、
彼を保護しようとしたその時、何者かに殴打され昏倒させられてしまい、椅子に縛り付けられてしまう。

実は何者かは、昼間見かけた中年女性であり、デビッドの本当の母親であった。
中年女性は、息子を探して町を徘徊している時に、たまたまジュリアの家で息子を見つけたのだった。
連続誘拐犯はジュリアであり、彼女が「トールマン」だったのだ。

ジュリアは、中年女性の隙を突いてデビッドを再び攫い、自宅に逃げ込む。
そのとき、ジュリアの自宅に警官隊が到着し、彼女は逮捕されるが、デビッドは行方不明になっていた。

警察の尋問にもジュリアは決して口を割らない。
唯一彼女が語った言葉が、
「世の中の体制はすでに崩壊していて、どうしても変えることができない。子供たちが犠牲になっている。
 私あなたより優れているなんて思っていない。ただ、たくさんの事実を見てきただけ」
というようなものであった。


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実は、「トールマン」はジュリアと死んだと思われていた彼女の夫であり、
二人はある組織に属していた。
その組織の目的とは、劣悪な環境にいる子どもを攫い、洗脳によって過去の記憶を消し、
裕福な家庭に里子にだすことによって不幸の連鎖を断ち切ろうとするものであった。
そして二人は、これこそが過酷な環境に置かれた子どもたちを救うという信念を持っていた。

ジュリアの自宅の地下室は地下坑道に通じており、
そこに潜んでいた彼女の夫がデビッドを攫っていったのだ。

最後の場面は「トールマン」に攫われた少女が描かれる。
彼女は実はジュリアの正体に気づいており、自ら進んで誘拐されていた。
また、彼女は誘拐されたときに物心がついており、元の家庭を覚えている。
少女はある日都会の公園で、両親と幸せそうにはしゃぎまわっている子ども(=デビッド)を見てふと思う。
「実の親の元を離れ、学校もないような劣悪な環境から抜け出した自分の選択は間違ってなかったよね??」

————————————
なんとも言えないもやもや感が残る映画でした。
最近の虐待のニュースとかDQNの子はDQNというのを見てると、
「トールマン」の取った行動を100%否定し切れない・・・
子ども自身はもとの町にいるより幸せそうだし・・・


371 本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日) 03:23:53.18
トールマン、二転三転して面白かった
ジュリアと夫は背が高かったのか?

 

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