ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その140 » 寿命と蝋燭

2851/3:2013/06/11(火) 15:32:59.40
子供のころ古本屋で買った漫画
タイトル思い出せないから知ってる人がいたら教えて欲しい

暗い洞窟の中に無数の蝋燭がともっている
蝋燭には紙が張ってあり、一つ一つ違う名前が書いてある

蝋燭はその人の寿命を示しているとされ
本人や家族が健康と長寿を願って蝋燭を備えに来る
効果は定かではないが、その評判が多くの人を呼び寄せていた

主人公は中学生の女の子
彼女は身体が弱くて、とても大人になるまで持ちそうにない

ある日友達が運んでいた楽譜が風にあおられ宙をまった
それを追って数歩走っただけで心臓に激痛が走り倒れてしまう


2862/3:2013/06/11(火) 15:39:28.51
これぐらいはできると思った、いつも庇われてばかりだから役に立ちたかった
それさえ出来ない自分は後どのぐらい生きられるんだろう?

日々自分を苛む死の予感に、彼女は友達をつれてその洞窟へ向かった
彼女が生まれた際、彼女の母がその洞窟に蝋燭を備えており
自分の寿命が後どれくらいあるのか、確かめたかったのだ

そして、そこでみたのは地面に付きそうなほど、短くなった蝋燭と自分の運命
酷いショックを受けた彼女は、こんなものは気休めだと慰める友達を振り切り
近くの蝋燭から紙を剥がして、そこに自分の名前を移した
それでも不安だったのかさらに周囲の蝋燭をかき集めロウで固め直し、
一本の太い、本当に太い蝋燭を作った
これで私は、大人になっても生きていられる、女の子は無邪気に喜ぶ

確かにあの日以来、体調はよくなっていた
校庭を走ってもまったく問題なく、以前のように息切れをすることもない
だが、しばらくしてペンを持っていた手がぐにっと沈んだ


288 3/3:2013/06/11(火) 15:49:01.75
女の子は学校に来なくなった
心配した友達が様子を見に行くと、そこには身体が崩れかけた女の子がいた
皮膚はただれ、目玉が飛び出し、まるでロウが溶けだしたようだ
それなのに痛みはなく、死ぬこともない

思い当たることなど一つしかない
女の子は服で身体を隠して友達と再び洞窟に向かう

がたどり着くことは出来なかった
洞窟の中につめたい格子がはめ込まれていて、それ以上進めない
通りがかった人によると、年々人が増えて蝋燭が消えてしまいそうだから
一部を封鎖したらしい
すでにほとんど骨になった女の子は自分を
蝋燭が見える位置に運んでくれと友達に頼む
もう動くことも出来ないが、意識はきえず、こうして炎を眺めているしか出来ない
たぶんあの蝋燭の火が消えるまで
だが幾本もの蝋燭を犠牲に作られているそれは、
その日を果たしていつごろ迎えるのだろう
いまだ太く、力強く存在していた

自業自得なのは分かるけど、中学生にえぐ過ぎ


287 本当にあった怖い名無し:2013/06/11(火) 15:41:57.46
それ、たぶんエコエコアザラクだな

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