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544本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 18:07:09.29
赤川次郎 “充ち足りた悪漢たち”の「拝啓、通り魔さま」から

主人公の礼子(中2)はピアノのレッスン帰りに何者かに襲われてしまう。
警察へ通報しようか迷っている途中、礼子が襲われた近くの食料品店の主人が来訪、
礼子が落としたであろう教則本を届けにくる。
食料品店の主人が帰った後、再び迷った挙句、警察には通報せず、忘れようということになる。

そんな中、駅で友達とパフェを食べていると、事情を知っているDQN中学生が現れる。
(誰にも言ったはずがないのに知っていた。)
DQNたちが、礼子を連れ出そうとするが、抵抗したこともあり、その場は収まる。

あれこれ調べた挙句、食料品店の主人が、現場を見て、それを暴露してる事が判明。
礼子は復讐することを決意する。


545本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 18:21:52.20
礼子の復習内容は以下のものである。
1.近所の女性の下着を盗む。
2.盗んだ下着をまとめて箱に詰め、店頭に置く。

礼子の作戦は見事に成功し、食料品店の嫁が、番をやっている最中に、
お客さんと嫁が箱の中身を見てしまう。
食料品店の主人は”下着泥棒”という噂が瞬く間に広がり、
店を閉め、引っ越すことになる。

別の日に礼子と友達が、ピアノのレッスン帰りで歩いていると、DQN中学生に遭遇。
今度は人数も多いこともあり、襲われそうになるのだが、
ちょうどそこを通った食料品店の夫婦が声をかけ、DQN中学生たちが逃げていく。
逃げていくDQN中学生を追った、食料品店の主人はDQN中学生ともめ合い、
ナイフで刺され、死んでしまう。


546 本当にあった怖い名無し:2013/06/23(日) 18:27:42.01
何が後味悪いかというと、実は礼子が襲われていたことを暴露してたのは、
食料品店の主人ではなく、その嫁だったのだ。
主人から聞いた話をまんまと、近所に言いふらしていたのだ。
それを知らない、礼子は食料品店の主人を恨んだ挙句、
DQN中学生から守り、殺されてしまった食料品店の主人に対し、

「これでいいんだ。女の子の心を傷つける、って、怖いことなんだからね…」
って心の中でそう言って、何事もなかったように生活してるのが、後味が悪かった。


557 本当にあった怖い名無し:2013/06/24(月) 00:29:02.78
>>546
確かに言いふらしたのは嫁だけど、そんな口の軽い嫁に話したのは主人だよね。
夫婦なんだからお互いの性格ぐらい把握しているハズなのに、話してしまった主人が軽率であり元凶。
その大元は死に、それを失った嫁も傷つける事ができ、DQNはムショ行き。復讐としては大成功って話だろ?

 

充ち足りた悪漢たち (文春文庫)
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