ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その142 » 昔見たバレエの少女マンガ

517本当にあった怖い名無し:2013/09/07(土) 21:58:23.44
そういえば昔見たバレエの少女マンガががひどかった

主人公はトゥシューズも買えない様な典型的な貧しい少女
だが、有名な劇団のバレリーナが主人公を気に入り、バレエを習えるようにしてくれる
そのバレリーナは劇団のトップダンサー、その華やかな才能と踊るチャンスをくれたことで
主人公はバレリーナに心酔していた

だがある公演の主役を、そのバレリーナではなく、
別の女性が演ずることが決まると主人公は煩悶するようになる
主役を演じる女性はけして悪い人と言うわけでも腕が悪いというわけでもない
バレリーナほど華やかではないが、バレエへの誠実さは誰にも負けないものがある
もしかすると技術だけならバレリーナに勝るかもしれない

だが主人公は、尊敬する人の役を奪った相手を、認めるなどできるわけもなく
バレリーナと違う魅力の一つ一つがいちいち癇に触り、
主役の女性に足りないところを見つけては腹が立った
公演が近づくたびに、こんなのは間違っている、
主役はバレリーナが演じるべきだという思いが募り、
ついに公演中、靴に細工をして、主役の女性を怪我させてしまう
もくろみは、転んで恥をかけばいい、と言う程度の軽いものだったが
実際には足を怪我した主役の女性は二度とバレエを踊れなくなってしまった


518本当にあった怖い名無し:2013/09/07(土) 22:00:24.43
しかもバレリーナは代わりという立場に甘んじるぐらいならば、と
代役を望む周りに嫌気が差して劇団を辞めてしまうのだ

主人公は貧しいながらも踊りに対する情熱、踊りたいと言う気持ちは誰にも負けなかった
バレリーナもそうだと信じていたのに、彼女はそうじゃなかった
プライドのほうが大切なんだ、簡単に放り投げられるものなんだ
バレリーナはバレエを愛してなんか居なかったと
主人公は裏切られた気持ちでいっぱいになった

それから主人公は主役の女性の踊りに対する情熱を知り、
本当に自分が尊敬すべき人はこの女性だったんだと自分のおろかさを嘆いた
それから女性の変わりにバレエをうまくなろうと努力して成長する話なんだが
最初の挫折が自分勝手すぎて、感情移入なんてできなかった
バレリーナも別に裏切ったわけでもない、主人公が勝手に想像してた人物と違っただけで
その真実の姿も悪い人間と言うわけじゃないし


520 本当にあった怖い名無し:2013/09/07(土) 22:24:43.28
>>517
主人公の悪行(靴に細工)は結局ばれないままなん?

521 本当にあった怖い名無し:2013/09/07(土) 22:38:17.89
>>518
やってることが三下のゲスい脇役女そのもの
なのに主人公?意外性を狙ったんだろうか

522 本当にあった怖い名無し:2013/09/07(土) 22:38:24.22
>>520
主役の女性の本質に気づいたあと自分からゲロッた
被害者があまりに人間的にできた人だったので、私の代わりにうまくなれって以外
罰もなく、そこまで責められもせず、確か周りにも数人除いてばれなかったような気がする

後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...