ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その145 » 金色のガッシュ!!/第271話「悲しき力」(雷句誠)

635本当にあった怖い名無し:2013/12/06(金) 20:47:17.97
金色のガッシュのキャラ、デュフォーの過去がきつかった

「アンサートーカー」という、どんな難問でも答えを導き出す能力。
デュフォーもその能力を持っていた。
しかし、彼の人生は決して明るい物ではなかった。
どこかの研究施設のような殺風景な部屋で、ひたすら問題を解き続ける日々。
どれだけ母の元に帰りたいと思っても、それを聞き入れられることは無かった。

更に、研究者から日々かけられる言葉は、デュフォーの心を抉るモノばかりだった。
「キミの研究が何に使われているかわかるかい? 戦争だよ、人殺しの道具さ」
「キミのお母さんも、もう死んでいるかもね」
母親からの手紙が来れば、「稚拙なものだ」と言われ、破り捨てられる。
彼に親切にする研究員がいれば、すぐに追い出される。
部屋に迷い込んだネズミと遊んでも、そのネズミをすぐに殺されてしまう。
それらによって生じるデュフォーの怒りさえ、研究の対象とされていた。

どうしようもない状況の中、デュフォーはそれでも生きるために、
与えられる問題をひたすら解くしかなかった。


636本当にあった怖い名無し:2013/12/06(金) 20:48:10.51
ある日、研究者から「この問題を解けば外に出す」と言われる。
必死に問題を解いていくデュフォー。
しかし、最後の問題を解いて開かれた扉の先に広がっていたのは、吹き荒れる吹雪。
デュフォーのいた研究施設は、北極のど真ん中だったのだ。

「キミの力を恐れた我々は、キミを始末する事にしたよ」
「間もなく施設は爆発する」
「最後に解いてくれた問題で、また一つ兵器が作れたよ」
「お別れに良い事を教えてあげよう。君のお母さんは、金欲しさに君を我々に売ったのさ」
「では、さようなら」

研究者からの無慈悲な言葉、母への絶望、
そして「アンサートーカー」の力を持ってしても覆せない自分の死。
彼らへの怒り、愛されてなどいなかったという悲しみ、解放された喜び。
それら全てに満ちた、何とも言えない表情を浮かべながら、デュフォーは爆風に包まれる。

…しかし、デュフォーはまだ死んでいなかった。
彼のパートナーとなる魔物の子、ゼオンが彼を爆風から守ったのだった。
それがゼオンとデュフォーの出会いであり、魔物の王を決める戦いの始まりだった。


638 本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 00:12:02.00
ガッシュって作者がなんか怖いイメージあったけど
面白そうだな

後味悪い
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