ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その146 » 絶叫学級/第27話「姉妹ごっこ」(いしかわえみ)

4881/2:2014/01/08(水) 14:55:54.61
りぼんかなかよしか何かのホラー漫画絶叫学級から一つ

主人公(A子とする)は女子小学生で二人姉妹の姉
妹(B子とする)は幼稚園児で両親に甘やかされて育てられるが
反面A子は厳しく育てられる
甘やかされたB子はわがままですぐに泣き叫び、
その度A子は「悪い子はこうだよ?」と玩具の包丁をB子の手に当て、
怖がらせて妹の衝動を抑えさせていた

ある日、A子は学校で描いた絵が表彰され大喜びで母親に報告するが
「忙しい」「あとにしろ」「そんな事よりもう夕飯だからB子の玩具を片付けろ」
とあしらわれてしまう

腹を立てたA子は
「B子!自分の玩具くらい自分で片付けなさい!
 片付けないならいらないんだよね、捨てちゃうからね!」と、
窓から玩具をブラブラさせ、B子は大泣き
「いいかげんにしなさい!」と母親にビンタをくらったA子は
夕飯も食べずに泣きながら自室にこもり
「姉は損だ。妹ばっかり甘やかされて、B子ばっかりずるい。
 神様、一日だけで良いから私とB子を交替させて」と祈る
その時一筋の流れ星が落ちた

翌日、A子とB子の体は入れ替わっていた
自分を叱らない優しい両親、一人だけ出される凝ったお子様ランチなど
B子としての幸せな朝を満喫するA子

一方B子は何が起こっているのか理解できず「ママ、B子が二人いるよ?」とこぼし
「何を訳の分からない事を!」と母親に怒鳴られていた
いつも優しい母親に怒鳴られて傷心、放心状態のB子と二人留守番を任されるA子
少し気の毒に思ったA子はB子にままごとをしようと提案し
「私赤ちゃんね」と半分嫌味も込めていつものB子の真似をしてわがまま放題泣き叫んだ
困ったB子は台所へ向かい、持ってきたのは本物の包丁。
「悪い子はこうだよ?」とB子はA子を刺そうとするが、
忘れ物を取りに来た母親に間一髪、切り傷一つで助けられた


4892/2:2014/01/08(水) 14:58:53.41
その夜
「前からわがままな子だとは思っていたけどこんな……」
という夫婦の話し合いを立ち聞きするA子

「お前A子が絵で賞を貰った事知ってたか?」
「いいえ」
「俺もご近所さんに言われて初めて知ったよ。
 A子、俺たちがB子にばかりかまってて寂しかったんじゃないか?」
「でも…!」
「まぁ、自分が昔可愛がられてた事なんて忘れてしまうよな」

A子が話を聞き自分のアルバムを見返すと
両親の愛情いっぱいに幸せそうに笑う自分の姿があり、
隣には母親の手書きでA子の成長過程がイラスト付きで丁寧に綴られていた

ショックを受けたA子は もう母親を悲しませたくない、
A子の姿にもどりたいと願いながら眠りに落ちた

寝苦しさから目を覚ますと(A子の姿の)B子が自分を抱えていた
「お姉ちゃんが言ってたの。いらないものは捨てちゃうって。だからあんたも捨てちゃう」とB子
B子の体のA子は力が弱くて抵抗できない。
助けを呼ぼうにもタオルを口に詰められ声が出ない
窓から突き落とされる…
目の前が真っ暗になるA子

体が地面にぶつかる感覚がしたが、
いつの間にかA子は体がもとに戻り尻餅をついただけだった
良かった!一日経ったから元に戻ったんだ!もう二度とお母さんを悲しませない!
と決意しへたり込むA子

「キャアアア!B子!!」
A子の背後から母親の悲鳴が聞こえた。
そういえば入れ替わって元に戻ったはずのB子はどこにいるんだろう

夜が明けてから
「本日未明、○○××さんの次女、B子ちゃんが自宅マンションから転落し倒れているのを
 母親が発見し、駆け付けた救急隊員により死亡が確認されました。
 B子ちゃんの体に切り傷があった事から警察は虐待の可能性を…
 事件と事故、両方の可能性を……」
というニュースが流れて終わり

A子くらいの子供が親からの扱いの差に不満を持つのは当然だし
親も姉をないがしろにしてたの反省しないあたり毒っぽいし
A子に非はないのにこれから妹殺しとして生きていく事になるし、
これ少女が読むんだぁ…って思った


490 本当にあった怖い名無し:2014/01/08(水) 15:13:35.15
優遇されてるほうと入れ替わりたい! が出てきた時点でバッドエンドが見える

 

絶叫学級 7 (りぼんマスコットコミックス)
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