狐の釜ゆで
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87:狐の釜茹で(1/2):2014/01/29(水) 14:44:02.11
- 昔話の一つ、「狐の釜茹で」
あるところに、貧しい百姓の娘がいた。
娘はいつも「白いご飯に魚を毎日食べられる暮らしをしてみたい」と思っていた。あるとき、娘に裕福な家からの縁談話が持ち上がる
その家に嫁に行くと、望み通りの食事ができたものの、ひとつ妙なことがあった。
その家のしきたりで、家に入るときは必ず、
入口に吊るしてある板を叩かねばならないという。ある日、娘がうっかり板を叩かずに家に入ると、
中で何匹もの狐が昼寝をしていた。
(つまり家族は全員、狐が化けていた)
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88:狐の釜茹で(2/2):2014/01/29(水) 14:46:59.67
- 実家に逃げ帰った娘が事情を話すと、娘の親は
「お前は知らんふりして家に戻って、うまく狐達をここに連れておいで」と言う。娘が言いくるめて(人間に化けた)狐たちを連れてくると、
「まず風呂に入ってください。それがうちのしきたりです」と無理やり風呂に入れさせた。
次いで「これもしきたりだから」と風呂に蓋をしてどんどん火を焚いた。狐たちはとうとう釜茹でにされて退治されてしまいましたとさ。
……という話
娘は毎日白飯と魚という食事もさせてもらえてたんだし、
別に釜茹でにまでしなくてもいいんじゃ……と思った
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89 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 14:53:35.53
- 金持ちの嫁ぎ先の財産を全部とるために
あらかじめ狐のゆだった死体を人数分用意しておいて
金持ちの家族は全員殺害。
近所には狐の死体を見せて金持ちに化けてたんだ、と納得させる
なんという巧妙なお家横領・・・なわけねーな
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90 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 15:42:36.77
- 娘が毎日食べてた白飯と魚も本当に白飯と魚だったのか怪しいな
白飯は実はウジ虫だったとか
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91 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 16:10:47.66
- >>90
背筋がゾクッとした
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93 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 17:01:41.49
- 昔話ができた当時は
化け物が悪事を働かないはずがないってのが当然だったから、
悪事の内容が盛りこまれなかったのかな
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95 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 20:20:35.95
- >>89
そんな話を誰が信じるというのか