ホーム » 小説 » 小説/は行 » ハッピー・リタイアメント(浅田次郎)

299本当にあった怖い名無し:2014/02/04(火) 23:47:02.00
浅田次郎『ハッピー・リタイアメント』
読んだのは結構前なんでうろ覚えだが。

主人公は定年を迎えた官僚。
官僚にしては珍しく(?)スキャンダルなどもないまま真面目に勤め上げてきたのだが、
上の命令で強制的に天下りさせられる。
天下り先の会社で同じく不本意ながら天下りしてきた官僚Aと
経理を担当する中堅OLと意気投合する。

ある日、そのOLが
「今まで天下り先ということでこの会社が不正に貯めてきた金を横領してやらないか」
と持ちかけてくる。

戸惑う主人公やAだったが、
「どうせ不正な金なんだから」と言われて計画に乗る。


300本当にあった怖い名無し:2014/02/04(火) 23:53:35.70
周囲の目を盗みながら少しずつその裏金を引き出していったのだが、
自分たちの口座に移したのでは足がつくからと
おばあちゃん事務員を巻き込み、その名義で口座を作る。

裏金を引き出しきった三人はハワイへ逃亡。
海外に開設した口座に件のおばあちゃん事務員から送金してもらう算段だ。
だが、約束した日が来ても金は振り込まれなかった。
おばあちゃん事務員が全て持ち逃げ、海外に移住してしまったのであった。

主人公たちの行動が全く報われてなくて
全然「ハッピー」じゃないじゃん!と後味悪かった。


301 本当にあった怖い名無し:2014/02/04(火) 23:57:45.79
主人公に感情移入できてないから、詐欺師みたいのがが詐欺にあってザマアとしか

304 本当にあった怖い名無し:2014/02/05(水) 00:15:40.48
>>301
主人公たちは正義感から横領を
「天下り先として甘い汁を吸ってきた会社をギャフンと言わせる」
みたいに捉えるようになってた。
不正な金だから無くなっても表沙汰にはならないと踏んでた節もあるし。

自分は横領が成功してある意味スカッと系を期待してたんでね。


305 本当にあった怖い名無し:2014/02/05(水) 00:20:45.38
ズルして儲けてきた奴の足下を掬ってやろうとしたら
同じように考えてた婆さんに足下掬われたオチか

婆さんの視点で見たら
自分のことを便利に使える愚鈍な駒としてしか見てなかった連中を出し抜けて
大いにハッピーな終わり方だな


307 本当にあった怖い名無し:2014/02/05(水) 00:27:23.73
>>304
でも仮に成功してもその金をどうするの?て感じはあるかも
豪遊に使わずどこかに募金したって
「横領を正当化してる」「こんな汚い金で子供が喜ぶのか」みたいな批判は出るだろうし
婆が酷い死に方してくれたら良かったのに、そこを適当にしたせいで
悪い婆だけが良い思いする話になってしまったような気がする

308 本当にあった怖い名無し:2014/02/05(水) 00:31:47.88
映像化して婆事務員がハワイの浜辺が見えるマンションで
ガマのようにゲヒョヒョヒョとか笑うラストがいいなあ

 

ハッピー・リタイアメント (幻冬舎文庫)
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