ホーム » 小説 » 小説/は行 » ポドロ島(L・P・ハートリー)

2181/3:2014/03/03(月) 10:22:23.58
うろ覚えな短編

若夫婦とその男友達。
男は夫に言われて、ワガママな妻のお守り役を務めている。
退屈した妻は、男の話に出た近くの小島へのピクニックを提案する。
男は、見るだけなら綺麗だが何もないつまらん島だと反対するが、
妻は反対されると意固地になるやっかいな性格。

しょうがないので船頭つきでゴンドラを雇う。
妻は、ほらご覧なさい来てよかったでしょ何もないからいいのよ、と有頂天。
島には痩せこけた猫がいた。
弁当の残り物を投げてやると警戒しながら食うが、妻が近づくと逃げる。
船頭は、飼い主は猫に飽きて
わざわざ船でこの鼠一匹いない島に捨てたに違いないとご立腹。


2192/3:2014/03/03(月) 10:26:05.35
妻は猫を捕まえようとするが、猫は毛を逆立てて逃げる。
妻は意固地になり、連れて帰れないなら殺す、
ひと思いに楽にしてやる方が餓死より幸せ、と宣言する。
迷信深い地元民の船頭は猫を殺せば祟りがあると言うが、
妻は聞き入れず猫が隠れた岩の割れ目の前で待ち構える。

男と船頭は付き合いきれず、ゴンドラで昼寝した。
目が覚めてみると妻はどこにもおらず、靴が落ちているだけ。
男より早く目覚めた船頭は怪しい人影を見たらしい。
あれを人影と言うべきか、四つん這いで全身真っ黒、
髪が長く白いドレスの妻のシルエットではないとか。

櫂を武器に二手に別れて捜索すると、無惨な姿の妻が倒れていた。


220 3/3:2014/03/03(月) 10:29:38.62
「あいつ…あの猫よりも腹を空かせて…あたしを殺すより先に生きたまま食…」
壊れた櫂を握った船頭が現れ、
男をゴンドラまで引きずって滅茶苦茶に漕ぎだした。

彼女を置いていくわけにはいかない、と言う男に船頭は、
あいつを始末するには櫂なんかじゃダメだマシンガンが必要だ、とわめいた。
一体何を見たんだ誰があるいは何が彼女にあんな事を、と訊ねる男を無視して、
船頭は固い表情で船を漕いだ。

妻を生きたまま食った(殺してから食う手間をかけられない程腹を空かせた)のが
何者なのか明かされないのがモヤモヤする。
漂着したか、遊びに来てボートのもやい綱が外れて取り残された人なんだろうけど。


221 本当にあった怖い名無し:2014/03/03(月) 10:49:50.63
2/3の後半からおまえは何を言ってるんだ状態

222 本当にあった怖い名無し:2014/03/03(月) 11:50:07.31
>>218
それ、ハートリィの『ポドロ島』じゃないか?
奥さんの最期はそんなセリフではなくて
「あれは飢えているから、とても待ってはくれない」みたいな曖昧な表現で、
船頭のマシンガン云々なんて描写もないけれど。

 

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