ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 殺戮にいたる病(我孫子武丸)

747 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 09:06
「殺戮に至る病」あらすじ

稔は母親への許される事のない欲情を押さえつけられながら生きてきた。
幼いころ風呂で見た母親の透き通るような白い肌に親子の愛情以上の何かを感じていた。

満たされる事のない欲求のうさ晴らしのため、大学で女性に声をかける。どこか母親に似た女性だった。
そして欲望のまま肌を合わせている最中聞いていた岡村貴子の曲が女の喘ぎ声にかき消されてしまう。

「女はみんな同じ。セックスしているときはどんな女も同じで俺の邪魔をするんだ」

静かにさせるために彼女の口をふさいでいたところ女はそのまま死んでしまった。
しかし稔はこの出来事によって、死んだ女はうるさくしないし自分の思うままであることに気づく。
生まれたままの姿で、死んでいる女・・・・。
稔は興奮した。母親への満たされない感情が満たされていくような気がしていた。

続く。


748 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 09:17
続き。

雅子は最近息子の様子がおかしい事に気づいた。
世界中誰よりも大切な息子。
息子の事なら何でも知っている。
息子が週にどれくらい自慰しているか知っているし、部屋の中に隠してある変な雑誌は全部捨てている。
私の大事な息子が今近くで頻繁に起こっている殺人事件に関係しているわけがない。
疑心暗鬼だと思いつつ平穏を保つように日々の生活を送っていた。

しかしある日息子が庭で何かをしていた事に気がつく。
何かを埋めていた?
雅子は悪い予感を振り払うようにスコップを握り締めていた。

続く


749 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 09:25
続き。

稔は家出少女に声をかけ、また最初の女とおなじようにベッドをともにする。
岡村貴子の曲を聞かせ2人で絶頂を迎えたかった。
少女の首にベルトをかけ、一気に締め上げると同時に稔は果てた。
少女との別れは涙が出るほど辛かった。
ずっと一緒にいたいどうすればいい?
彼女を持って帰ろう。
稔は決断した。

包丁で彼女の乳房を削り取る。
そしてビニールにくるみ大事そうにポケットに入れた。
こうすれば彼女は俺の手の中にある!
乳房を切り取られた無残な死体は、もう稔の目には入らなかった。

続く


750 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 09:31
続き

雅子は決定的な証拠を握った。
「まさか私の大事な息子が!!そんなわけない!!」
庭で見つけたビニール袋は何かの間違いだ。
日ごと不審な行動が増え続ける息子をついに尾行する事に決めた。

あるホテル前でごったがえす人の群れ。
殺人事件がまた起こったようだった。
「女のほかにも、若い男性も死んでいるぞ!!」
雅子が見たものは、紛れもない自分の息子の姿だった。
腹には深々と刺さったままの包丁。息子は絶命していた。

続く


751 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 09:38
続き

「まさかあいつが?なぜ??」
目の前に現れた若い男。実は男のことをよく知っていた。
「もうやめろ!!あんたは狂っているんだ!!」
混乱する稔。しかし知られてしまったからにはそうするしかなかった。
「早く帰ろう!待っててね母さん!!母さん!!!」

傷心の雅子がパトカーに乗せられ家路につく。
彼女は完全に放心しているようだった。
家には明かりがともっていた。もう深夜なのになぜ?
いやな予感がした雅子は階段を駆け上がった。

そこには、すでに絶命している老婆の上で腰を振りつづけている夫の姿があった。
「あ、あなた!!お義母様になんてことを!!!!」

終わり。


752 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 09:47
>747-751
長くなってしまい、スマソ。
文才がないし、うまく表現できないところがあったと思うが大体こんな感じ。
あらすじじゃなくなっちゃったな、主要人物はしょってる割に。<ファンの人ごめんなさい。

要するに 「稔≠息子」・「雅子≠母親」だというところがポイント。
こういうミスリードさせる小説というのははじめて読んだので衝撃的だった。
しかもこの中ではかな~り殺人の手順が細かくかかれているので鬱度倍増。


753 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 10:22
そうそう、「殺戮に至る病」の作者ってゲームの「かまいたちの夜」のシナリオやった人なんだよね。
工房のときにそれにつられ買ってしまった本だ。

754 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 15:39
補足ね。

殺人の部分ははしょりまくっちゃった。ホントは5人くらいの被害者が出ている。
しかも家出少女のあとの被害者は女性器から子宮まで持ち去られるという描写がある。
読んでいくとこの辺かなりキツめ。

あと稔は大学教授(助教授?)だった。(しかも若く見えるとかいう設定)
だから導入部のキャンパスでナンパするとことかで引っかかっちゃうんだよ。
すっかり騙されていって、最後の最後でこれがわかる。
ああ、騙された~~~って数日間鬱だった。


755 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 15:52
>>754
なんか面白そうな話だけど、よくわからん。

雅子と稔が夫婦で、稔が、息子を殺して、その後
家に帰って死んだ母(老婆)とやってた、ってこと?


756 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/08 16:03
そう。わかりにくくてスマン・・・。

 

殺戮にいたる病 (講談社文庫)
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